テラートレイン | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

711作目はごく平凡なスプラッター物を…。


『テラートレイン』


2009年アメリカ作品。東ヨーロッパを舞台に、疾走する電車の中で起こる残虐な殺人事件に


立ち向かう女子大生を描いたサバイバル・ホラー。



-あらすじ-


大学のレスリングチームに所属するアレックスたちは、リトアニアでの試合の後に飲み明かし、


翌日の列車に乗り遅れてしまう。だが親切な女医に助けられ、別の列車に乗ることができた。


車内でくつろぐアレックスたちは、ゲームで負けたアレックスの恋人・トッドを裸のまま車内を


走らせる。しかしいつまでたっても戻ってこないトッドを彼女たちが探しに行くと……


そこには両目を抜き取られたトッドの姿があるのだった。



-感想-


スプラッターだけがそこそこ力の入ったごく普通のホラー作品でした。


お話は主人公達が仲間の変わり果てた姿を発見した時に黒幕の乗務員達が襲いかかってきます。


そしてみんな捕まりその前にも殺され主人公ともう一人が逃げ出しますが仲間も殺されてしまいます。


また電車に戻った主人公は悪党と戦いつつ列車に火を付け列車自体を止めます。


難を逃れたと思ったら最後の悪党に襲われ彼氏から教わったタックルで撃退します。


その悪党を列車に固定させひき殺させ後日開き直った主人公がレスリングの試合に出場してエンドです。


何というかホステルもそうですが東ヨーロッパって怖い場所だなあと思いますね。


そもそも全く言葉が通じないところで巻き込まれると言うホステル系の映画でした。


何やっても言葉が通じない地域にアメリカ人だけ残ると言う設定に無理がある気がしますね。


主人公達はレスリングの選手とのことですがその設定がクライマックス以外生かされていません。


とにかく主人公以外全く抵抗せずに悪党に殺されると言う内容で選手である意味を感じません。


公開当時はスプラッターが凄いとの評判でしたが想像した物よりはライトでしたね。


まあそれでもちゃんとスプラッターシーンがあるので合格点だと思います。


ただ臓器移植を電車内で行うと言う設定は非常に雑でリアリティに欠けますね。


ホラーっぽくするのはいいとは思うのですがせめてちゃんとした器具で取り扱って欲しいです。


何故電車内で行うのかさっぱり意味も分からずあんなに客をさばけるとは思えません。


お話は密室空間で殺されるとお馴染みのシチュエーションが電車内に変わったと言うだけですね。


ただ途中であっさり電車内から脱出も出来ますしサバイバル要素も低いですね。


特に目をひくシーンは無く登場人物もそんなに個性的でも無いし見所は低いです。


主人公も思ったほど苦しめられずあっさり危機を切り抜けるなど迫り来る恐怖感も皆無です。


そんな感じでスプラッタシーンはそこそこあるのでスプラッター好きにお勧め出来ると思います。