650作目は怖いと言うよりもよく分からなかった作品を…。
『ザ・インシデント』
2011年アメリカ作品。本当の恐怖は停電からはじまった。2011トロント映画祭で
失神者続出で話題となった衝撃作!停電で閉鎖された触法精神障害者収容所で
生存をかけた脱出劇を描いたサバイバル・スリラー
-あらすじ-
触法精神障害者用収容施設の食堂でアルバイトで働くコック3人。 ある日、大豪雨で停電が起こり、
収容所の中は真っ暗に。その上、電気系統が全て制御不能に陥り、保安装置もダメになる。
さらに全てのセキュリティードアが開き、中の患者たちが一斉に所内を彷徨うことに。
3人は身の危険を感じ、逃げまわるが、刻々と危険が迫ってくる。
-感想-
患者が暴動を超す精神病院内に閉じ込められ恐怖を味わうという感じのホラー映画でしょうか。
お話は襲われる中何とか逃げ延びようとしますが結局主人公も捕まってしまいます。
そこにリーダー格の病人に指を食いちぎられますがそれだけで立ち去っていきます。
その直後に救助が駆けつけ主人公は助かりリーダー格も死んでおります。
そして精神がおかしくなった主人公は病院に収監され幻覚を見てエンドです。
何というか描写不足なのか襲われるぐらいでそれ以外はさっぱり分かりません。
まずは犯人の動機で何故入所者を率いて停電を機に反乱を起こしたのかさっぱりです。
その他も死んでいた敵リーダーの描写やラストの悪夢も何を表しているのかさっぱりわかりません。
それと映画自体現実なのか悪夢なのかもさっぱりで悪夢としてもどこからおかしいのか分かりません。
寝不足で寝入ってから停電が起きて本編の惨劇が起きたのでそこあたりからなのでしょうか。
それともに出ている途中で頭をぶつけ失神してから捕まるのでそのあたりから幻覚なのでしょうか。
どっちにしてもいろいろ伏線がありますが内容がぶれているのでさっぱり分かりません。
制作者の意図や犯人の動機とかが少しでも分かればある程度想像がつきます。
ところがこの作品に限っては重要な部分が何も語られませんので内容が掴めません。
内容が掴めないと駄作なのか傑作なのかすら判断出来ません。
多少はグロシーンはある物の大したことは無く訳の分からない作品なので怖くすらありません。
そんな感じで描写不足ばかり目立つのでちょっと皆さんにはお勧め出来ませんね。