アイアン・クロス 最恐の十字剣 | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

640作目は大げさな宣伝文句の割には大したことがなかった作品を…。


『アイアン・クロス 最恐の十字剣』


2011年ドイツ作品。新たなるホラー・キャラクターの登場、新たなるホラー・レジェンドの始まり


奴のマスク<鉄の仮面>、奴のソード<鋭利な十字剣>── 最高に《かっこ良い》×最恐に《こわい》



-あらすじ-


アメリカ人美女:サマンサは、何年にも亘って、何かいわくのありそうな建物の中で、


自分が殺される悪夢を見続けていた。そこで彼女は、悪夢に出て来る建物を絵にし、


その絵を持って係りつけである精神科医:ホフマンを訪ねた。ホフマンはその絵の建物が、


ドイツに存在する由緒ある修道院であることをつきとめる。彼女は悪夢を断ち切るため、


ドイツの修道院へ向かう。そこで彼女は、衝撃の真実、そして狂気の殺人鬼と遭遇する・・・・。



-感想-


キャラクターのみを宣伝で盛り上げているようですが大したキャラクターじゃ無かったですね。


お話は悪夢を見る主人公が悪夢の場所である修道院を突き止め行ってみます。


ところがそこで門前払いを喰らったので後日彼氏を連れて修道院に忍び込みます。


その間に謎の鉄仮面が修道院の職員などの関係者を襲い始めます。


それを知らず主人公は彼氏と中を回り彼氏の友人達も追いかけるように中に入っていきます。


仲間は2手に分かれ合流しますが一方は鉄仮面に殺されてしまいます。


そして主人公と仲間が合流して4人になり仲間が死んだことを知り脱出しようとします。


しかし閉じ込められて脱出先を探す間に鉄仮面に襲われ仲間が一人殺されます。


そしてもう一人も閉じ込められ殺されそうになりますが寸前で彼氏が助けます。


しかしその彼氏も殺され2人で逃げるところで修道院の職員と出会います。


その職員も殺され2人は立ち向かいますが友人は倒され主人公は捕まります。


気がつくと鉄仮面がおり実は犯人は主人公の実の兄貴で父親も捕まっていました。


実は父親は修道女の関係を持ちその時に生まれたのは主人公達でした。


罪を裁きたいという信念のある兄貴は主人公に父親を殺すように言いますが殺せません。


その隙に父親の助けもあり主人公が逃げ出しますが父親は殺されます。


逃げる主人公は墓穴に入ってしまい追い詰められたところで兄貴が迫ってきます。


自分も改心したと時間稼ぎをしている間に友人からの刃物で縛っている紐を切ります。


説得むなしく殺そうとしますが寸前で主人公が反撃して犯人を撃ち殺します。


ラストは主人公は治療中に医者の背後に鉄仮面の姿が立つ姿が見えておりエンドです。


宣伝では鉄仮面オンリーで語られていますがそんなにインパクトがあるわけじゃ無かったですね。


内容は結構オーソドックスな作品なのでそれ以上語りようが無かったと言うことですかね。


せっかく悪夢から導かれる内容なのだからサイコスリラーの方が良かったですね。


出生の秘密とか敵の正体とかありきたりで珍しいところが無かったので91分が長く感じました。


あえて珍しいと言ったら生き残るのは主人公と彼氏じゃ無く彼氏の友人と言う微妙なところですかね。


俳優さんとしてはランス・ヘンリクセンが出ておりドイツまでの出張お疲れさまです。


それにしてもここ最近のドイツ映画は全編英語が多くなっているので輸出前提なのですかね。


せっかくなのでドイツまで行っているんだから日本嫌いじゃなかったら邦画にも出て欲しいです。


映画は大したことは無かったですが妙にエンディングテーマの歌がいい感じでしたね。


そんな感じで映画としては内容がありきたりなので暇つぶしぐらいに見てみればいいと思います。