638作目はとても意味不明な作品を…。
『ブラッディ・スクール』
2011年アメリカ作品。ジョセフ・カーン監督、ジョシュ・ハッチャーソン主演のスラッシャー・ホラー。
-あらすじ-
高校最後のプロムでわき立つグリズリー高校に突然、連続殺人の脅威が襲い掛かる!
ホラー映画から飛び出した、スラッシャー・キラーの“シンデレラ”が高校生のカラダを
次々と餌食としてゆく。血の海に染まる学園に果たして救いはあるのか?!
-感想-
これは年に一度出会うか出会わないかと言うぐらい希少な意味不明な作品でした。
ネタバレしようにもころころ場面が変わるので最初の20分で置いていかれました。
主人公の女子高生が好きだった奴が犯人かと思ったら主人公を口説いていた奴が犯人でした。
一応殺人鬼は出てくる物のそんなに重視されていないのでホラーと言うよりもコメディですね。
そのネタも90年代あたりの映画や文化などが多く分からないネタが多かったです。
更にその他のネタもアメリカならではというのかどうもさっぱり分からんかったです。
きっとアメリカじゃこういうネタが受けるんでしょうけど日本で受ける人はあまりいないでしょう。
正直この作品を理解するにはちょっと前のアメリカの文化を勉強するしか無いでしょうね。
ジャケット写真じゃ学園ホラーっぽいですが内容は全く違いますね。
演出など細かいところで凝ってはいますが正直自分には面白さは伝わりませんでした。
各キャラクターは個性はあるものの話が意味不明すぎて生かし切れていませんね。
コミカルな映画は好きなのでもうちょっと話が纏まっていたら結構面白くなっていたでしょうね。
とにかく話を追っていくので精一杯と言うかじっくり見ていても結局理解不能でした。
ごった煮な内容を勢いのみで仕上げた感じで理解出来た人はすごいでしょうね。
そんな感じで意味不明系としてネタにはなりそうなので興味がある人は見てみてください。