408作目は訳が分からない幻覚物を…。
『アイランド』
2010年イギリス作品。生存者4人 、脱出不可能な無人島 、すべてを裏切る衝撃のラスト!
-あらすじ-
週末、クルージングをして過ごそうと集まったケン、レイチェル、そしてマルコ。ヨットをチャーターして、
ローカルコーストへ波間を縫っていく一行。突如、波間に人影を発見したマルコは、溺れかかった男を
救助する。髪も髭も伸びきって、死に物狂いでどこかから逃げてきた様子のその男、精神に異常を
きたしているのか、何語ともつかない言葉を叫び、そのまま船上で死亡-。異常性が伝染したかの
ように3人はパニック状態に陥り、誘い込まれるように近くの島へと降り立つ。その島に、シルカという
美しい女性の生存者がいることが明らかになる-!なぜ3人はこの島へたどり着いたのか?
死亡した男とシルカの関係とは?突如姿を現した古びた巨大難破船は?この島は一体何なのかー?
すべての謎を巻き込んで、衝撃のラストへと疾走する!!
-感想-
う~ん、これって冒頭で語られたセイレーンのお話なんでしょうけど詳しくないのでよく分かりませんね。
お話はクルージングに出た主人公カップルと友人の3人は途中の島で遭難している人を見ます。
島に向かうときに向こうから船によじ戻ってきますが言葉も通じずいきなり発狂して死んでしまいます。
その死体を処分しようと島に上陸するとシルカと言う女性を発見しますが記憶が無いようです。
4人で過ごしますがその中でシルカの歌を聞いてから男2人が幻覚を見るようになります。
男がシルカを問い詰めるとお前らは島から出られずみんな死ぬといい島の奥に消えていきます。
3人でこの島は危険だと判断して壊れた船を修理して動くようにしますが主人公がいなくなります。
シルカの声が聞こえ島内に戻り仲間2人が助けに行きますがお互いシルカの声で別々になってしまいます。
友人がまず殺され主人公カップルが逃げ海にたどり着きますがシルカがおり歌を聞かせようとします。
男は耳栓で持ちこたえつつ主人公がセイレーンであるシルカの気を引いているうちに杭で突き刺します。
それでも死なず強烈な歌声で男を殺害しますが最後は主人公に喉を突き刺され殺されます。
ラストはよく分かりませんがどうやら主人公がセイレーンになっておりボートをおびき寄せてエンドです。
何というか敵であるセイレーンがよく分からない自分はあまり楽しめませんでしたね。
一応歌声で男をおかしくするのは分かりましたがセイレーンと主人公の関係がさっぱりですね。
クルージングに行く前から幻覚は見ているし最後に何故セイレーンになっているのは説明はありません。
ひとまずこういうこともよく分からない幻覚の世界を表しているんでしょうけど良さを感じません。
幻覚のシーンをごちゃごちゃさせても見にくいだけで面白さに繋がってない気がします。
感情移入どころか訳が分からなすぎて見ている自分が置いてきぼりされたような気分です。
頭のいい人ならちゃんとした感想を書けるんでしょうけど自分にはこれぐらいが精一杯です。
そんな感じの作品なのでごちゃごちゃした作品が得意じゃ無い限りお勧めはしません。