401作目はこりゃ評価が低いなと思った一般作を…。
『スカイライン -征服-』
2010年アメリカ作品。「2012」「アバター」のVFXチームが、驚異の映像で描く、地球征服3日間の黙示録
-あらすじ-
ロスに住む親友のペントハウスを訪ねていたカップル、ジャロッドとエレインは、その日の早朝、
最上階の部屋のブラインドから差し込む青白い光と不気味な音で目を覚ます。そして、その光を見た
友人の一人が、一瞬にして光の中に吸い込まれて姿を消すのを目撃する。更に、窓の外に広がる
光景に彼らは呆然と立ちつくした。目前に迫るこれまで見たことのない巨大飛行物体。しかも、それは
1機だけでなく、空を埋めるほどの数の飛行物体が、地上から人間を吸い上げていたのだ。
だが、それは絶望的な3日間の始まりにすぎなかった……。
-感想-
1000万ドルの制作費の割には頑張ったとは思いますが映画的には迫力不足ですね。
コンセプトがなすすべも無く3日間で宇宙人に支配されていくと言う事なので仕方が無いんでしょうけど。
とにかく場面が進んでいっても主人公達はただ見ているか建物内を移動するかというだけでした。
お話は主人公視点でなすすべも無く宇宙人に地球を支配されるというお話でした。
エイリアンの青い光を見ると火傷しつつ光の方向に吸い込まれそのまま宇宙船行きになってしまいます。
主人公とヒロインは光は見てしまいますが寸前で助けられ光に吸い込まれずに済みます。
差があるのか主人公だけは火傷の跡が残りそして何らかのパワーを得ているようです。
どうしても建物から出たい主人公は生き残った人と喧嘩をして屋上に出て行きます。
その上空ではアメリカ軍が抵抗していますが結局撃退され主人公達は宇宙船に吸い込まれます。
主人公は首をもがれ脳みそだけ宇宙人の体の中に入れられて宇宙人になってしまいます。
そしていよいよヒロインが同じ目に遭うと言うときに宇宙人になった主人公が助けます。
ラストは他の宇宙人が迫る中主人公がヒロインの前に立ちはだかりエンドです。
調べるとこの映画は前回紹介した『世界侵略:ロサンゼルス決戦』をパクったと訴えられているようですね。
世界侵略のVFX担当の会社が製作した似たような映画と言う事になれば仕方が無いでしょうね。
でもエイリアンが迫る以外は遠目に場面は進行していくので世界侵略よりは迫力はありません。
映画自体何となく他の映画に似たような場面も多く他映画の寄せ集めっぽい雰囲気でした。
これもやはりCGを使わざるを得ない映画なのに低予算と言う事で仕方が無いんでしょうね。
続編ありきの映画のようですが興行収入が6600万ドルのヒット作なので評価は得ているんでしょうかね。
金を稼ぎ次回作はもっと制作費をかけられるでしょうからここからが勝負でしょう。
大金かけて同じような迫力不足で独創的じゃ無い作品を作った許されないでしょう。