137作目はJVDの駄作ホラーを…。
『プレデター・パニック』
2005年アメリカ作品。「ディープレッド」レーベルが贈る モンスタームービーの流れをくむホラー・アクション!
-あらすじ-
とある田舎町。ライオゲンコーポレーションという会社が汚染物質を川に垂れ流していた。
その後、ジェブとバクスターは川辺の生物の生態を調べているうちに、そこに生息する魚の異変に
気付き始め…。
-感想-
かなり素晴らしい低空飛行なレベルの作品ですね。
プレデターと言うよりもかぶり物の半魚人が人を襲うだけでジャケット写真のような化け物は出ません。
しかも口も動かせないので人を襲うシーンはあってもただ人間の顔にくっついているだけです。
話も会社が汚染物質不法投棄をしてそのせいで人間や魚が半魚人になり人を襲うという物です。
凄くチープな内容ですが学生が唐突にスパイだったりと話がちぐはぐです。
登場人物の女性達はふくよかな人ばかりでヌードはあっても凄くありがたくないものです。
全体的に登場人物は知能が低そうな奴ばかりで襲われても可哀想なとは思えませんでした。
半魚人は人をエサにするのでグロシーンはありますがメイクがとてもチープです。
汚染物質に感染した生き物や半魚人に怪我させられると同じように半魚人になってしまいます。
そんな感じで頭の悪そうな人間達を襲い半魚人の数が増えていきます。
更にそこに会社からの暗殺部隊が出てきて人間と半魚人と暗殺部隊と三つどもえになります。
と言っても暗殺部隊は併せて5人で防護服に銃のいでたちですが凄く弱くあっさり全滅します。
学生グループの3人が残り企業に乗り込みますが一人ははぐれ二人は捕らわれます。
二人のうちの元スパイの女に敵のボスの女博士が交尾させ子孫を作らせようとします。
しかし後ろから来たはぐれていた学生が駆けつけ女博士を銃で倒しボタンを取り上げます。
そのボタンは飼い慣らしている半魚人に交尾させる為の物で仲間の学生がボタンを押します。
捕らわれていた2人達の前で半魚人に女博士が犯され事なきを得ます。
しかし街の人はみんな半魚人になりかけており生き残った3人を追いかけてきます。
そこで半魚人になってしまった仲間の男女に助けられて車で逃げてエンドです。
とにかくお話が面白くなくネタにもならないので見ていて凄く苦痛でしたね。
JVD映画の特徴であるアドリブの吹き替えが健在で下品な吹き替えは凄く良かったです。
でも映画自体チープでグダグダなだけで面白みがないのでやはり駄目でしたね。
そんな感じで駄作マニアの方にでもあまりお薦め出来ない作品でした。