前回の納骨の話の続きです。
納骨の日程が決まって、いろいろと段取りする中で、
生まれてこれなかった子も一緒に弔う話がでてきました。
最初に決まっていた納骨の日は、その子の出産予定日となる日でした。
偶然?にしてはできすぎ
一緒に弔ってってことかもしれない。
そうすべきなんだと思ったので、
住職さんに相談すると、法名をつけ、納骨の日に納経してくれました。
お経を詠んでもらっている間、いろんな思いが込み上げてきました。
お骨は残っていないけど、お父さんと一緒に墓碑に名前を残しました。
もう、天国でも一緒に過ごしてるだろうけど、こっちでも一緒になれた。
旦那、よろしくたのんだよ
旦那のお骨には、次男が修学旅行で買ってきてくれた、「お父さんのお守り」をずっと一緒に入れていました。
次男には内緒だったので(言う機会がなかったのもあるけど)
納骨の日に初めて伝え、
そのお守りも一緒に、お墓に入れました。
次男はほんとーにお父さん大好きだったからね
いろいろスッキリ
台風のため、延期になった納骨でしたが、暑いくらいのいい天気の中、
晴れ晴れとした気持ちで送り出すことができました。
「亀が背中に人を乗せてくるから」という、夢の中での旦那のセリフの意味はまだわかりません。
そのうち、なんかわかるかもしれませんね
旦那が病に倒れてからまもなく10年たちます。
全力で駆け抜けた闘病の3年半と、その後の6年は、
泣いたり喚いたり、怒ったり叫んだり必死で、いろんな割り切れない思いを感じながらドタバタの日々でした。
今年に入ってからいろんなことがあって、
あれは、私だけが経験できたこと、私のやるべき経験するべきことだったんだ、と思うようになりました。
すべてが私にとってかけがえのない日々。
そして、これまでの10年、これまで生きてきた全てに、感謝の思いが溢れてきて、
愛と喜びも心の底から湧き上がってきて、
心から幸せだ、生きていてよかった、生きるって素晴らしい
と感じることができるようになっています。
私の心から湧き上がってくる愛や喜びの思いは、自分自身を幸せにする。
私の幸せな思いが、周りの大切な人たちを幸せに導いていけるように生きたい。
それが、今の私の願いかな。
こんな綺麗事ばかり言うのは、ちょっと恥ずかしくもあります
自分がなかなかダークで計算高く汚ないことは、重々承知してるから。
先日も、長男と大喧嘩の末、いろんなことを長男とお互い喚き散らして、、、
その後、関係ない人にまで八つ当たりして、、、
やってしまった後、どーんと落ち込みました
最近、虹を見ることが多く、虹に感動して、癒され元気づけられています🌈
心と虹が繋がっていると感じることもあります✨
でも、先日のケンカで汚いことをたくさん口にして心は汚れたので、もう虹は目の前に現れることはないかもな、と思いました。
納骨の後、夕方散歩しながら空を眺めていると、夕暮れの空が目の前でうっすら虹色に変わっていきました🌈
何があっても、自分と空、自然は繋がっている、自然はどんなときでも見守っていてくれると、ふと感じました。
泣いたり喚いたり、喜んだり悲しんだり、怒ったり、感動して涙流したり。
いろんな思いを感じることができる、体験できる。
だから生きるって、素晴らしいのんでしょうね。