診察やいろんな対応で疲れてたので詳しい経緯をはしょっちゃいました。
長いけどがんばって付け足します。
K先生は血液内科医、脳MRIの画像診断については、専門外なので、
放射線科の「再燃が疑われる」 との所見は伝えてくれましたが、断言はしませんでした。
診断は血液内科の主治医として、治療の後遺症(遅発性中枢神経障害)だけです。
脳外科のO先生は画像をしっかり見て、脳外科医としての診断を告げてくれました。
そして、O先生の「検査する意味がない」 との言葉、
その一言で私達もすべて理解しました。
K先生もO先生も、再燃の場合の治療法は、ステロイドしかないと意見は一致しています。
脳リンパ腫で、旦那の治療歴で再燃した場合は、有効な治療はもうありません。
これならいいかも?ってだけで放射線や新たな抗がん剤やったら?
今の旦那の状態なら、旦那は廃人になるでしょう。
この状態で、髄液検査をして何かわかっても、やることってないんですよね。
今の状態がよりはっきりわかったっていう満足感だけあるのかな。
検査入院となれば、1泊か2泊でしょうが、旦那の今の状態ではADLの悪化は避けられません。
食事も病棟では満足に摂れないでしょうし、
たぶん、いえ絶対寝たきり状態で2,3日過ごすことになります。
恐らく退院時は機能が落ちて、自宅では無理では?という話もでてくる可能性があります。
せっかく家の環境が整っていて、何も不足なく満足に暮らしている状態、
今後どうすべきなのか、充分理解しているのに、なんでいまさら検査、入院?
必要ありません。
そのような話をK先生、神経内科のS先生としました。
わざわざ自宅から遠い、大阪市内での検査入院はしなくてもいいね、と即決です。
今後のことも考えて、大阪の病院での薬の処方はゼロにしました。
なにか有効な治療があればお願いすることになると思いますが、
たぶん、もう行くことはないでしょう。。。
O先生からは、
今後食事が摂れなくなったり、
尿閉になったり、
脱水や誤嚥で熱が出るかもしれない、
その時は受診するように、と説明されました。
どの医師でも対応できるよう、情報を共有してくださるそうです。
今飲んでいる抗けいれん薬の処方も、これでは眠くて仕方ないでしょう、と減らしてくれました。
そのおかげか、今日は割と覚醒状態が良かった感じです。
そして、リハビリの先生方、介護保険をお願いするケアマネさん、介護用品店のお兄さん
みなさん、即座に動いてくださいました。
どれだけ心強いか。。。
感謝しかありません。
どれだけの時間があるのか、どれだけのことが起こるのか
私にはさっぱり予測がつかないから。