生検手術次の日。


面会に行くと、目が覚めていた。


右手がまったく動かないと言う。足はどうや?と聞くと、あまり動かないらしい。

話はなんとかできるけど言葉の出が悪い。


けいれんが起こったりで、バタバタした一晩だったそうだ。


言葉の出が悪いので、試しに3+2は?と聞いてみると、答えられない。計算がまったくできなくなっていた。


話すと疲れるので、座って様子を看ていたら、担当看護師さんがやってきた。


私だけ呼ばれて、麻痺がでて右手の感覚がほとんどないので、腕を吊る布を準備してくださいと言われた。これから、後遺障害(片麻痺)が強く残るかもしれないと、深刻そうに言われ、ほんまかいな?と思いながら下の売店に買いに行った。


結局三角布は、かえって邪魔になったみたいで、必要なかった。


計算が出来なかったり言語に障害が出るのは、左脳の運動野をいじるとでることがあるらしい。


回復するかな~と心配したけど、4,5日したらあっさりもとに戻った。


術後の回復は、みんなびっくりするくらい順調で、4,5日後には歩行の練習も始まっていた。


1週間後には、トイレ、お風呂も見守り程度で歩いて行けるくらいに回復してた。


生検結果も予想通り、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫とでた。


一部だけ髪の毛を剃ってあって、その頭の感じがまるで三浦マイルドだったのが印象的です。。。