回想です。
2013年、2月21日に大学病院の脳外科に入院。
早速MRIなどの検査をしたけど、生検できそうな腫瘍は左前頭葉、運動野のところで、後遺症が残る場所。
右前頭葉に小さな病変があるので、できればそっちをとりたいな~とH先生。
ちょっと待とうか?と脳生検手術は1週間後の2月26日に予約、というか、その時の状態で緊急手術扱いで入るとのこと。
で、予定の日、朝10時までに来てくださいってことだったので、子供たちとおばあちゃん連れて、お弁当持って(コンビニ弁当は食べさせたくないのですわ(^_^;))6時過ぎに家を出発。子どもたちは学校やすませました。
でも、うまいこと右脳のが育ってなくて、どうしようか?と悩んだ末、中止。もう1週間待とう!となりました。
H先生、週末は留守にするけど、悪くなったらもう一人の医師が手術するから安心してね、とは言われたけど、待つってなかなかつらいですね。
でも(^_^;)旦那は別にどうってことなさそうでした。。。
その待ちの1週間のうちに左脳のがみるみる育ち、、、歩行もままならなく、眠りがちになってきました。
それでも、やはり旦那はどうってことなさそう。。。メンタル強いというか鈍いというか(笑)
私は、暇つぶしに漫画でも(^^♪と思い、ブックオフで漫画を買い込み、せっせと運びました。
3月5日、予定した生検手術の日、またまた、子供たち学校を休ませ、おばあちゃんも一緒にお弁当持って病院へ。
この日も右脳のは育ってなかったけど、もう待てないね、ということで、右半身に後遺障害が残ることになるけどやりましょう、と決定です。
手術は緊急枠で入るので、手術室が空き次第、午後くらいからになりました。
旦那はすでに歩けない状態なので、ベッドのまま病室を出発。
生検とはいえ、がっつり開頭して検査結果がちゃんとでるようにちょびっとではなくて、ある程度は取る、とのことでした。
手術の説明の時、旦那は手術の映像が欲しいので後でくださいとお願いしていました。
どんなことするか興味深々だったんだって。
先生方はちょっとめんくらってましたが(^_^;)、いいですよと言ってもらいました。
が(笑)、3か月後の退院時に映像はもらえませんでした。うまいことはぐらかしたみたいです(笑)。
替わりに、放射線治療時に使ったマスクをもらってました。
手術が終わったのは夜の9時前。6,7時間かかりました。
手術の間、、、長男はいろんな看護師さんに話しかけ、ウロウロするので、担当看護師さんから軽く注意を受けたりで、かなり気を使いました。
本当は、子供たちは留守番させたかったけど、ヘルパーさんを頼んでもみてもらえるのは6時まで、さすがに夜の留守番は無理なので、一緒に行動となりました。
子どもたちも慣れない病院に長時間いることになったので、ちょっと大変だったと思いますがよくがんばりました。
無事、手術が終わりちょっとだけ面会。
当然だけど、まったく動けない。言葉も出ない。
けいれんもおこったらしい。
ちょっとだけこっちを見たけど、わかってなさそう。
「よーがんばったなー」と声をかけ、退室。
ちゃんと腫瘍とれたから、確定診断できると思いますよ、とのこと。
後は看ますから、帰ってください、とのことで帰宅しました。
とってもドタバタな一日でした。