朝5時半に到着。

同じ所から出ようとしているミニボートがすでに2艘いるが夫を含め4人の男はあいさつもしない。

それはなんなんだ?

いまからボクシングをする訳でもないのに挨拶くらいしたらどうなんだ?


なんて思いつつも私も「かかってきなさい」という気持ちである 笑)






いきなり私が25cmのぼってり太ったのを釣ったので後で釣れる15cmくらいのは赤ちゃんに見えてどんどんリリースする。

 

小さいキスは餌をぐいーっと引っ張るけど、大型のキスは迷うことなく餌に食らいつくようなので、ぐいーっと引っ張る奴は待って、ゴンっとくる奴はいきなりあわせて釣った。

このやり方がよかったのか私の方が大物を沢山釣った。

しかしなぜ流し釣りをしているのにぐりぐりはちょいなげするんだろう・・不思議だ・・


餌とりもいないし、根がかりもないし、三時間半砂浜が広がるキス天国でミニボートは威力を発揮し最高におもしろい釣りになった。

いいね!でっかいキス!最高だよ!


上がってきたら朝のミニボートの人がいてニコニコしながら「どうでした」と聞くので「大きいのいましたね」と言った。

その三人組みはトイレ休憩してから又午後も釣ると言っていた。

また別の手漕ぎボートの人も上がってきて不機嫌そうに「あかんフグばっかりやホンマええ目したことない」とぼやいていた。

岸壁近くは餌とりが多かったようであった。






でっかいベラが小さく見えるくらいずんぐりしたキスばかり。



キスは元々南の海の魚だとこの前知った。

海の温暖化のせいで増えているのだろうか。






子は我が家の定番。カレー粉をまぶし揚げる。









粉チーズと梅(お酒に漬けたやつ)ニンニクみじん切り、パン粉を混ぜ

塩コショウしたキスに詰め、粉をまぶしてバターで焼くとこの世のものとは思えないくらいのいい匂いがする。


この梅をみじん切りにして詰めるという発想はすごいね。

誰も言ってくれないので自分で言っとこう。




釣りとは関係ないけど
ぐりこに誘われて大劇場にエリザベートを見に行った。

初めて歌劇を見たぐりこは大興奮。コレ見て感激しない人はいないもんね。



そのあとぐりこのお奨めの洋服やに行ったりこれまたお奨めの豆腐料理のお店で晩ご飯を食べたり。

ミント神戸って初めて行ったけどこのちっぽけな料理がちんたらちんたら出てくるのには参った。


料理が出てくるまでに中瓶一本を飲んでしまい料理が出てくると運んできた人がこれはどこそこの豆腐でございます。これは最初は塩で、その次は梅の薬味をどうたらこうたら・・・


えーい!下がれ!がっつり鶏のから揚げを出せ!あたしは夕べ二時間しか寝てないんじゃ!

体から水分と油分がぬけきっとるんじゃ!と言いたかったけどやさし~いぐりこさんのお奨めのお店だもん。

「おいしいね~」と笑顔で食べたわ!


(豆腐は私の好物。生湯葉、生麩、皆とってもおいしかった・・・でもぐりぐりさんのことが気になって気になって・・・)


駅からタクシーで帰るとこれまた仕事からタクシーで帰ってきたぐりぐりがビールを飲みつつほかそうと思ってたかったいフランスパンを齧っておった。




あらあらそんなもの食べんでも・・

夕べのアクアパッツァの残りがあるやろ・・・(残りもんかい)

KYKのエビカツも買ってきたよ・・(できあいのもんかい)



12時までほっておかれたぐりぐりはなんだかうれしそう。

可愛い娘が母親を誘っておでかけしたということがなんだかうれしいようなのだ。

アクアパッツァの作り方は非常に簡単で絶対失敗しない。

魚は塩コショウ(ちょっときつめの方がいいかな)してニンニクで香りをつけたオリーブオイルで表になる方から先に焼く。

余分なオイルをふいてからあさり、アンチョビ(ナンプラーでもいい)白ワイン(酒でもいい)煮立てる。

水C1、オリーブ、トマト、ケイパー、ローリエ、蓋をして5分。

塩コショウ、パセリ、最後にオリーブオイル。


あさりは掘ってきたものを洗って生のまま小分けにして冷凍している。

凍ったまま放り込めば掘りたてのおいしい貝がいつでも食べられる。

刺身に出来ないサイズの鯛も冷凍しておいてアクアパッツァにすれば豪華なおかずになる。