2013年 チャン・ジュナン監督

(アマプラ 126分)

あらすじ


“5人の父親”から犯罪のスキルを教え込まれて育った17歳のファイ。カリスマリーダーのソクテ、心優しい運転手・ギテ、インテリのジンソン、スナイパーのボムス、攻撃的なドンボム。5人の“父たち”と同じ道に生きることを余儀なくされ、殺人現場へ連れ出されたファイは、1発の銃声が鳴り響いた瞬間から魔物のように恐ろしい“過去の真実”に直面する――。


ずーっと見たかった映画またまた視聴っ。

最高でした、ありがとうヨ・ジング先生っ!

アッパレすぎましたえーんえーんえーんチュー

テンション上がり過ぎて眠れなくなるわ。

ソンジェじゃなくてジングとユンソク背負ってしまったわ。


登場人物

ファイ(ヨ・ジング)

5人の変わったお父さんと優しいお母さんと住む。

シャイボーイ。

絵が得意。

運転も得意。銃もナイフも…!



ソクテ(キム・ユンソク)

表向きは造園業を営む犯罪集団の頭。俺の言うことは絶対、な君主野郎。妻にもファイにもDV。カリスマリーダー。

すこぶる!怖かったよ〜。1番ファイに執着してた。ユンソクさんの目がやっぱり凄いんだ。

ファイはアボジ、と呼ぶ。他はアッパ呼び。


ギテ(チョ・ジヌン)

運転担当。1番優しいアッパ。

めちゃくちゃかわいい🩷

ファイに女心を掴む方法を教えるけど、単なる下ネタで「アッパー、やめてー!」と怒られる。


ボムス(パク・ヘジュン)

スナイパー。1番とんがってるキャラだけど、けっこうファイと戯れる。ちょっと色気強めの、父というより兄さん的存在なのかな。


ドンボム(キム・ソンギュン)

明るくて攻撃的なナイフ使い。

ちょっとイカれたお父ちゃん。


ジンソン(チャン・ヒョンソン)

インテリ。ファイを美術の道につかせたく、留学を計画している。


ソンジャ(ソ・ヨンファ)

ソクテの妻。ファイが希望。

ソクテに足の指切られてるからちゃんと歩けない悲しい


というか、5人のお父さんたちにとって、みんなファイが希望で誇りなのかな。

頭も良くて、絵が上手なファイ。


チャンホ(パク・ヨンウ)

ソクテ達とズブズブの悪党刑事。



ユギョン(ナム・ジヒョン)

ファイと友達になる子。後半ファイの協力者になる。


ユギョンといる時にギテアッパ(チョ・ジヌン)がスナックから酔って出てきてお姉ちゃんたちにセクハラとかして相当恥ずかしいのに、俺のアッパだよ、とユギョンに言うファイ泣き笑い泣き笑い なんていい子なんだージングや〜飛び出すハート


前半は5人の親父のキャラと、かわいいファイの共同生活が楽しく描かれ。

学校行ってないけど、制服来てカフェでデッサンしたり。

猪で銃のレッスンしたり。

ソクテ以外はほんと愛情を持ってファイを可愛がってるかんじ。

それ自体が歪んでるのだけど。



再開発で一軒だけ立ち退かない家があり、見せかけの強盗をしないか?とチャンホから依頼が来る。

ファイは今までは父たちの犯罪仕事に通行人としてちょっとだけ手伝うことはあっても、殺しは経験がない。ソクテはファイに、自分たちと同じ【仕事】をさせたがる。


立ち退かない家の夫婦の、家の鍵を開ける係のファイ。何故夫婦がその家から立ち退かないのか、その理由がこのお話を一気に加速させます。


 殺人エリート

ソクテに目撃者を撃て、と言われても出来なかったファイ。

もー後ろのおっさんが怖いったらありゃしない。

猪を仕留めるのと同じだ!とか言われても…タラー

幻覚が見えて撃てないファイ。


立ち退かない家。

土壇場でソクテがファイに「撃て」と半ば恫喝。え?となる他の父たち。

ついに撃つファイ。


その後、ファイの中で何故自分があの家にいるのか、何故ソクテがあの家のおじさんを殺せと言ったのか、話が全部繋がってしまう。

その家の子ども部屋は時が止まったままで、子どもを探していますのビラがたくさんあるー。


育てられた愛情と、誘拐された憎悪。


怪物のように殺人マシーンと化すファイの動きに興奮っ。

バイオレンスが半端なくて、そこがこの映画の凄いところ。病室でのファイのアクションが鳥肌ものでした。

やっぱり凄いよー、容赦ない。傑作。


キム・ユンソクの悪魔っぷりと、ヨ・ジングの殺人マシーンぶりが凄い映画。

17歳の役だけど、15歳で演じたジングや〜。

この中ならどのお父さんがいいかな?

ま、ジヌンちゃん一択ですかね。


この映画の前に観ておかねばと思ったのよ〜

「ハイジャック」

キャー怖いよーイエローハーツ

扁平足でハイジャック犯なのか〜!マンマミーア!