完走しましたーダッシュ

1と2合わせて21話。

WOWOWは5/10から

U-NEXTは7/3、8/2、9/4と分割方式ハッ



イ・ジャンヒョン(ナムグン・ミン)

ミン様〜ラブラブ

流れ者の基本商売人。奴婢から両班の地位を買ったとか。でも剣が立つし、清や明の言葉も話せる。捕虜編から清で通訳官として働く。口がうまくて調子がいいから、最初はギルチェもどうせ遊び人だろうと相当警戒して。ギルチェの太々しい乙女キャラに最初から惚れてたね。


ずっと「ギルチェナムジャ」と聞こえてましたが、女なのに男??と混乱。ググったら


ということなんですね。


ユ・ギルチェ(アン・ウンジン)

とても美しかった…どんな過酷な状況でも生きた人。

ちょっと痛い自信家お嬢様から、戦争中はとんでもない野性的なキャラが露呈して、誰1人死なせないリーダーシップを。好きな男は親友が好きで、その親友も大切にするのよね。1番驚きは、下女のことを最初から最後まで面倒みてるのこの方。清に連行される時も下女を荷車に乗せて自分は歩く!でもアン・ウンジンだから健脚そう〜泣き笑い


 長かった捕虜編

ドラクエⅤの奴隷時代より長かった…


長かったけれども私が見た他の作品で知ることの出来なかった清での朝鮮人の捕虜生活や、世子夫婦の成長などもきっちり描かれて、凄いドラマでした。


捕虜人身売買を見て衝撃を受ける世子(キム・ムジョン)


カン嬪(チョン・ヘウォン)

農業を事業として始めたい(国にお金を出させたくない)2人の成長に泣けるんだっ(なのに仁祖ってばえーん)


農民として働く捕虜たちも生き生きとして

農民の暮らしぶりを知る世子。

人質生活は世子にとって得るものが多かったのかな…

でも帰国後は悲しい仁祖父にめちゃくちゃされるよ、あれもこれも…。


ギルチェの捕虜生活も

皇女の下女にされたりと色々あって。

皇女の嫉妬が暴走してますますこんがらがる清での生活。

皇女はイ・チョンア

「私と共寝しろ」と何回ミン様に迫ったかしら?

一回くらい抱いてあげたら、意外とあっさり落ち着いたのでは?朝鮮語も話せる設定でした


やっと捕虜じゃなくなり、皇女の矢に射られたミン様を甲斐甲斐しく世話するギルチェ。

もーもー、ここでもいい雰囲気になるも、

皇帝ホンタイジが死んだ〜という訃報に邪魔される2人。



 やっと帰国するも…

権力者が交代する不安定な清。

情勢も変わり、危険な目にあわせられないとギルチェを朝鮮に戻すミン様。結ばれるのかと思わせて、またまたお別れです。

朝鮮に戻るも、清で汚された女、という白い目で見られる捕虜たち。

ギルチェも例外ではなく、夫も…もう新しい妻は妊娠してるし。清で本当に何もなかったのか?と聞いてくる。

この辺りのエピも丁寧で。儒教、家父長制をこれでもか痛烈批判ドラマよね。

ついに家を出て、

下女と孤児と暮らすようになり、同じ境遇の子たちも集まってくる。


清から帰国できた世子。


2人の子ども、元孫と再会喜ぶーえーん

ギルチェが江華島で救った赤子が大きくなっててニコニコ

「梟」でもこのシーンうるっときたわ。


世子に王位を奪われないかと、

仁祖(キム・ジョンテ)メンタルはどんどんおかしくなる。

チミは、はよ鍼で処されろ!


 ついに共寝

離婚しても、ミン様帰国しても、やっぱり頼らず生きる女ギルチェ。

リャンウムに言われて、嘘ついて「夫と幸せな結婚生活を送る両班の奥様」を明るく演じるギルチェ。

でもすぐにバレて…

ここでやっとミン様渾身の愛の告白。

泣けたわー。最初から君たちストレートになりなさいよ!


「金持ちでも貧乏でも、自分を思ってなくても思ってても、どんなギルチェでも愛する」とー。


「清で売られて汚されたギルチェでも?」

という問いにもー

優しく包み込むの赤ちゃん泣き


うう、やっと幸せになれるの?

ジャンヒョン、なんて素晴らしい人なのよ。


「今宵は…」


「…」


いいとも〜‼️

17話ここでおわり、

いったんCMキメてる


18話冒頭、

どうせ朝チュンと思いきや


ななっ

(ト書きは衣擦れの音でしょうか)


このドラマ、相当恋愛部分は焦らしただけあるっ

昔のドラマもそうだったのかな?

溜めた指差し分だけ、さわりあんぐりもちゃんとやってくれるサービス俳優ミン様


告白で、「そなた以外の誰も求めたことはなかった」とミン様。


(遊び人の顔してDTだったのか…)

と内官は思ったとか思わなかったとか。

アレはないけど心はあるよっ

全く違うシーンでアテレコしてますっ


ここからは政治に巻き込まれていくミン様。

捕虜を必ず朝鮮に連れ戻すと世子は決意したのに、仁祖に謀反を起こすために清で財を作り捕虜を兵士として増やした!と言われて、捕虜たちは帰国できない。

ミン様が個人的に皇女と取り引きしてビヨンドユートピア脱北ばりに川を渡らせて帰国させるも、仁祖の罠に…。



  ​成功したファクション

韓国ではファクトにフィクションを合わせたファクションという韓制英語が。2000年代に入ってつけられたとか。

物語的には、

「天命の城」から「梟」くらいまでのスパンで描かれていて。

あの寒い寒いお城の中で敵に怯える仁祖から、

戦争知らない若者たちが巻き込まれて、

世子が人質、女真族系やっぱり強すぎる〜、

今まで端折られた清での朝鮮人の扱われ方、

かーらーの、ギルチェの一回結婚しました!にどビックリする視聴者。ワッタカッタしまくる2人の気持ちと清と朝鮮の距離!

帰国後の仁祖vs世子のあれこれ。


捕虜を解放し、その後の生活まで面倒を見る主人公たち。

やっぱりこういうシーンは感動します。


皇女も戦乱の中寂しかったよね…。モンゴルに嫁がされたり、肉親同士で殺し合いもするし。


今回のテーマの一つであった「貞節」

女人は肌を見られただけでも駄目、

水が(民族の?)汚れる!という男たち


そんな儒教思想なんかクソ喰らえっと言わんばかりに、

恋人が捕虜にされても諦めずに奪いに行く人もいて。


かっこよかった、クジャム!


やっぱり韓国史劇は面白い。


2人がマザーテレサと杉浦千畝みたいな…


最後までドラマティックな展開で、

その不安定な情勢下で生きる様々な立場の人たちの胸熱な物語でした〜!


今宵は抱いてもよいか?

ミン様のYES/NO枕とかグッズ販売してほしいっ。

好評故に1話追加になったこのドラマ。

その最後の部分、ある理由でほとんど「ストーブリーグ」のペクGMじゃね?

みたいなキャラになっててスペシャル特典みを感じましたっ!