2022年 パク・テミン監督

パク・ソダム主演


原題「特送」

アマプラ U-NEXTで配信中




あらすじ

どんな物でも目的地まで送り届ける「特送」という運び屋会社。そこの課長チャン・ウナ(パク・ソダム)の運転技術はピカイチ。

ある日仕事で乗せるはずの密航場所へ行きたい親子は、子どもソウォン(チョン・ヒョンジュン)しか時間に来ず。

面倒に巻き込まれたく無いウナだが、怪しい男どもに追われるソウォンを見るに見かねてかくまう。

悪徳刑事ギョンビルは、ソウォンの父が持ってる金を狙って捜査するふりしてウナたちをつけ狙う。

そこに、ウナが脱北者という事で国情院のハン課長も捜査に合流する。


  再びのコンビっ!

強い女は好きですか〜?


カーチェイスは好きですか〜?


「パラサイト」の家庭教師コンビが再びっ。




スカッとしたい人必見!

しかし、邦タイトルが野暮の極みみたいでガーン

テレ朝のドラマにありそうっ指差し

失敗しないソダムちゃんっ!


登場人物


チャン・ウナ(パク・ソダム)

脱北者で今は「特送」の課長。

猫と暮らしている。

ウナのカーチェイスだけでも価値があるこの映画!凄いです!



ソウォン(チョン・ヒョンジュン)

父と外国に密航するはずが、父が捕まって殺されて大金だけ持って天涯孤独に。ウナをおばさん呼びするけど、彼氏候補に名乗りをあげる。

執拗に追いかけてくる悪徳刑事にビビってお漏らしすることも。


チョ・ギョンピル(ソン・セビョク)

お久しぶりですマイディアミスター三男坊っ。

怖くてぬるっとしてて、悪徳刑事界でも史上最悪!

すごい良かったよ〜、セビョク最高〜っ。


ペク社長(キム・ウィソン)

今回も見た目と裏腹に良い社長でした。元ブローカーで北からウナを連れ出した。


キム・ドゥシク(ヨン・ウジン)

元野球選手で賭博ブローカー。貸金庫の鍵をソウォンに持たせて合流しようとするも、チョ刑事に殺される。



ハン・ミヨン(ヨム・ヘラン)

国情院の脱北者担当?みたいな人。

チョ刑事たちと捜査合流後、意外とすぐチョ刑事が犯人て気がついてくれて良かったー!


韓国映画の醍醐味、カーチェイスがメインのこの映画。迷路のような街を走って、車幅ギリギリの路地も突っ込むウナ。

踏切から列車にまでスレスレなことにもなるの、キャーキャー言って見ました。

これどうやって撮影してるのだろ。


廃車になる古い車を整備して、運び屋をやる会社。

けっこうな裏稼業だけど、犯罪の匂いのする紹介者からの依頼だったからほんとはやりたくないウナ。


ソウォンを確保したはいいけど、お母さんに会いたい…とか、普通のかわいい子どもで。

必要以上に笑わないウナにもまあまあ懐く。

お母さん探してあげたりする。


このシーンまで、刑事とはわからないくらいセビョクの悪徳ぶりが凄かった。犯罪都市のホ・ドンウォンさんここでは悪徳刑事の部下よ。


運転だけじゃなくて、格闘もけっこうできる女ウナ。

工具の【ドライバー】がこの映画では重要ポイントに!

ソウォンを守るために満身創痍。

この不気味殺し屋との、立体駐車場での死のカーチェイスは凄かった!

車のドアとか、ライトまでも使うカーアクション。

天才なの?と唸ったわ〜拍手

ちなみにヨム・ヘランさんは登場シーンで、駐車が下手で後ろぶつけていた泣き笑い


ちょっと暴力シーンもあるけど、カーチェイスにスカッとして、パラサイトコンビのやり取りがかわいい、スッキリとした映画でした!