2024年 パク・シネ、パク・ヒョンシク主演

Netflix16話


あらすじ

順風満帆にエリート街道を歩んできた2人の医師の失敗と蘇生の物語。


詳しいあらすじはrocoさんブログで下差し




登場人物

ナム・ハヌル(パク・シネ)

麻酔科医。

努力の塊の秀才。医局で不当な扱いを受けてメンタルを壊して退職。ジョンウとは高校時代からの犬猿の仲だったが、ハヌルの家の屋根部屋に引っ越してきたジョンウの境遇を知り、寄り添う。


ヨ・ジョンウ(パク・ヒョンシク)

美容外科医として華々しい地位を確立。まさにスター。ある医療事故に巻き込まれてあっという間に転落。財産も失い、偶然ハヌルの家へ引っ越すことに。



ピン・デヨン(ユン・パク)

ジョンウの大学同期。美容外科経営。シングルファザー。ジョンウがどん底の時に自分のクリニックに誘う。


イ・ホンラン(コン・ソンハ)

ハヌルの親友、麻酔科医でシングルマザー。



ミン・ギョンミン(オ・ドンミン)

ジョンウの元家庭教師で、ハヌルの病院の先輩。

いい人キャラの仮面の下が悪意で驚き。

でも元からの悪人では無かったのだろう。


ウォンソン(チャン・ヘジン)

ハヌル母。夫死後、2人の子どもを育てる明るい母。

鬱病のハヌルを最初受け入れられなくて、その後の母の葛藤も描かれてて良かった。


テソン(ヒョン・ボンシク)

ハヌルの叔父。ミルミョン店経営。独身。仲良し家族の一員。髪型〜ボンシクさん顔の長さ強調されとる。


パダ(ユン・サンヒョン)

ハヌルの弟。就活生。お調子者で家族で1番明るい。


挫折するエリートをクローズアップ 


ハヌルは激務に耐えながら、手柄は先輩や教授に取られて心身ともにダウンしてしまう。

ジョンウは美容外科を開業し大成功していたが、仕組まれた医療事故に巻き込まれて裁判沙汰に。

オペの失敗でPTSDに。


日本の医大は6年で、臨床経験2年以上。

凄いですよね。そこに辿り着くまでもずーっと競争の中生きてきたのですものね。

韓国は最大8年の過程を経て、国家試験に合格すれば医師免許が取得できる。


超学歴社会の韓国において、医師の挫折は本人の心の問題としてよりダメージが大きそうだと想像しました。


個人的には前職が違う、紆余曲折を経た先生の診察は患者として話しやすいっ。

何が言いたいのかといえば、色々な経験をされた先生に診てもらいなってこと。人の痛みも、社会的背景も診てくれる先生がよいです。(大学病院じゃ厳しいか)

何のダメージなく純粋培養の先生は、ちょっと怖い。



「不幸に強くなる」 

ハヌルの医局での辛い仕打ちや、ジョンウの医療事故からの転落。

生きていれば多少の挫折や不幸は避けられない。

(ジョンウの不幸はなかなか経験できない大きな事故だけど…アセアセ)

成人になったら、尚更親は代わってやれない。

辛い時に寄り添ってくれる友達や家族、好きな人がいれば、いつかは乗り越えられるという部分に感動させられました。


精神科医に、「幸せになるのがゴールではなく、不幸に強くなることが回復」と言われるハヌル。


寄り添ってくれる家族がいないジョンウ。

彼の家庭は金持ちエリート一家で、どうしてこんな性格の良い子に育ったのかと思うけど。子どもが体調を崩そうと医療事故のスキャンダルに巻き込まれようと、寄り添うどころか家紋の心配しかしない親でした。

ジョンウには、ハヌルの家族がこれからは付いてるゾ!と安心できるエンディングも良かったです。


ジョンウの医療事故に関するミステリー要素と、

2人の成長型恋愛要素。

家族愛や親友たちの恋愛事情。


全てバランス配分良し!でした。



ヒョンシクのコメディ演技が面白かったです!


足が生まれたての小鹿状態で泣き笑い


シネちゃんもお母さんなのか〜ニコニコ