2023年 パク・ヘジン主演


あらすじ

悪党たちに対して国民死刑投票を実施し、刑を執行する正体不明の存在「ケタル(犬のマスク、お面をかぶった人)」を追跡する物語。


最初は面白く視聴していました。


以下、ネタバレ有り注意


全12話なのですが、アジア大会とかで休み休みになり、

毎回最新話見るたびに

「この人誰だっけ?」

状態に。

これは一気見しないとダメですね〜。



登場人物

キム・ムチャン(パク・ヘジン)

南部庁広州大隊の隊長。

洞察力、捜査力抜群の刑事。

ヘジンさんのマリオネットラインと、生え際の不自然さが気になったわ〜。


ジュ・ヒョン(イム・ジヨン)

両親亡くして高校生の妹と二人暮らし。

サイバー捜査班。ムチャンの特別捜査班に加わる。

妹の友達ジフンや、担任が事件に関わっていて…。

ジヨンさんも、眉毛が濃過ぎて色白だから余計に際立ってて、メイクちょいおかしかったな。


クォン・ソクジュ(パク・ソンウン)

娘を殺された被害者家族。法学者。

復讐で犯人殺害後、刑務所。

ケタル、はこのクォン教授と関係があるのでは?と、ムチャンとヒョンは繋がりを調べる。

パクソンウンまで最終回眉毛メイクおかしかったんだけど、このドラマのメイクさんどーなっんの泣き笑い


イ・ミンス(キム・グォン)

高校教師。教授の隣の家に住んでいて、幼い頃は教授の授業を聴かせてもらったりしていた。ミン議員の息子。


ミン議員(キム・ユミ)

国民死刑投票のシステムに関心を持つ、次期大統領候補。


チェ・ドヒ(チェ・ユファ)

ワイドショー司会者。視聴率のために特ダネをつかむギラギラぶりがムカついたわっ。


チェ・ジンス(シン・ジョンゴン)

ムチャンの先輩刑事。チームの心の支えおじさん。


ユンジ(オ・ハニ)

ムチャンの部下。テコンドー選手。

髪型ショートになってて!別れが去った、の親友の子ねー。


サンジェ(クォン・ドヒョン)

ムチャンの部下。

ユンジもこの子も、世間的には何かと批判が多いムチャンの事を信頼しきってるっ。


ジョーダン(コ・ゴンハン)

サイバー捜査班、ヒョンの同僚。ジョーダンがいるとコメディな役回りで明るくなるこのドラマっ。



ジフン(ソ・ヨンジュ)

養護施設で、教授に引き取られる。

同じく養護施設から引き取られた妹が、殺されてしまい、教授が復讐で犯人を殺害。結局は教授と暮らせないままになり…。

この義親子(教授が父で、かわいかった妹)3人のせつない物語を知ると、単なる老成したクラスメイトから一気に肩入れ〜!


ミン(クォン・アルム)

ヒョンの妹。正義感が強く、優しい。ジフンが何かを抱えていることを察して、寄り添いたいと思っている。この2人がーえーん本当良かったよー。


​前半の死刑投票はハラハラ

ケタルが選出する【胸糞悪い事件】が、やはり世間的にも同意できるものなので次々と死刑になり、連続殺人としてケタルを追うムチャンたち。

その中で、クォン教授の事件と、その真犯人がのうのうと生きていて、このケタル騒動にいっちょ噛みしてるのに視聴者として混乱と苛立ち〜!


中盤、ケタルが1人じゃないと判明し、あの人もこの人も…となった時には、この人誰だっけ?もあり。

そんな中、ジフンと教授との関係が希望、というか、ジフンが可哀想で泣けたータラー


後半は駆け足で??

結局、ムチャンと教授の関係性とか、

教授の娘殺しの動機とか、

タンブラー集めの謎とか、

ヒョンが教授のジフンを庇う手紙をなんでムチャンに渡さないのか?とか、

頭ん中消化不良でした。


キム・グォンの使い方が、もったいなくて。

それがこのドラマの敗因なのでは。

せっかく狂ったキャラ(普段は人気の社会科教師、実体はサイコパス)凄い良かったのに…

毒親のキム・ユミがしゃしゃり出て、

キム・ユミVSパク・ソンウンで、どこか静かな場所で殺し合いしてくれー、エンドレス復讐、隣人同士。


ダークヒーローもの、と言っても、ヒーローが分散してるのもあり。裁いてる人が基本善人の復讐で、切ないエピソードも挟んだりして心揺さぶられるものもありましたが。ジフンは生きてて欲しかったよ。また「悪魔判事」に続き、しばらく喪に服したいよ…。ガッカリ。


裁いてる人(主人公)が全く善人じゃなくて、主人公が段々狂気じみて、キャラが立ってて、警察側との心理戦が面白かった「デスノート」って、やっぱり凄い作品だわなぁと思いました。


ラストのウンインさんと、ホン・ジョンヒョンもカメオだろうけど、何だったのか。てっきりボランティア中にキムユミをウンインが殺したりしてー、と期待したけど、単なる善人国選弁護士。

ホンジョンヒョンは2を匂わせたのかな?