2022年 ハン・ジヒョン ペ・イニョク
あらすじ
名門ヨンヒ大学の応援団テイアは、20年前の不吉な予言のせいで年々落ちぶれていくばかり。そんな中、変わり者の新入生ト・ヘイ(ハン・ジヒョン)がやってくる。ヘイは家が貧しく、学費や家計のためにアルバイト三昧の暮らしをしており、入団の理由も実はお金のためだった。だが、ヘイが呼び水となり、チン・ソンホ(キム・ヒョンジン)なども入団し、珍しくテイアに新入生が集まる。ヘイたちはテイアを愛する団長パク・ジョンウ(ペ・イニョク)や副団長のテ・チョヒ(チャン・ギュリ)の指導のもと、汗を流すたびにどんどんテイアの魅力にはまっていく。
青春要素てんこ盛り
応援団、という規律や練習が厳しいがステージの歓声を浴びるその魅力に、金目の現実主義者ヒロイン ヘイがハマっていくドラマ。
スポーツドラマが少ない(と思うのですが、部活がほぼないから)韓ドラにおいて、「ラケット少年団」に次ぐスポーツドラマとしても楽しめたかな。大学生のサークルで、他大学との試合、学祭、合宿、選抜メンバー…。
応援団というものが知識無いため、韓国の大学の応援団って独特の流れでこのスタイルになったのか?興味深く見ました。
見た目は宝塚歌劇団と、戦隊物みたいな衣装。
遠目で踊っていると気にならないけど
学校内この衣装だと恥ずかしい、みんなジロジロ見てくるの。
とは言え、みんな愛校心が強くて応援団をめちゃくちゃ応援するという…この文化なんなの、不思議。
もしかして日本の学ラン着たバンカラ的文化も多少入っているから(煌びやかなアンドレアせんせーの衣装だが襟は詰襟が多いが、それは洋風なのかな?)、振り付けが直線的なのか?とか、(誰か教えてっ)
チアみたいなアクロバットなことはしない。
イナバウワーみたいに背をそらして、ポーズを決めて「喚声」
そして、舞台から紙吹雪が出てド派手なんですよね。
このパフォーマンスを、一般の学生が見て盛り上がる。(つまり、スポーツの大会で華を添える存在ではなく、応援団は応援団の舞台しかやらない?)
音楽サークルの演奏など、他サークルとコラボ。
更に、他大学とそのパフォーマンスを競い合う。
登場人物
ト・ヘイ(ハン・ジヒョン)
新入団員 神学科
父を亡くしてからはまるで世帯主の如く家族を守る。
バイト掛け持ち当たり前。
ヘイのことを好きなソンホが新入生の間で人気者ということで、団員不足で廃部寸前の応援団を心配するOBの画策で「お金を払うからしばらく応援団に入部」と秘密で契約するが…。
パク・ジョンウ(ぺ・イニョク)
ヨンヒ大応援団団長 四年生 天文宇宙学科
責任感が強く、融通が利かないところも。原則主義者で後輩からは煙たがれる。ヘイと付き合ってから、純粋でロマンチックなキャラを見せて可愛かったわ。
団員不足に「不吉な予言」の噂に悩まされる団長。
チン・ソンホ(キム・ヒョンジン)
新入団員 医学科
裕福な家庭で常に周りに友達が溢れている人気者。
ヘイを好きになってからは自分より他人を大切にしたくなる気持ちを初体験。
普段は愛くるしいキャラで、両親の不仲など寂しさを抱えていて、ヘイの前で泣いちゃうとことか、母入院してヘイのママを頼るとことか結構いい感じに2番手を好演。
中盤までかなりソンホ推しな脚本に、こっちと付き合っちゃいな!と思う人多かったのでは?
そして!この方189センチで顔小さくてびっくらこいた。
イニョクと並んだらあまりの身長差に慄いたわ。しかもこの方の方が2歳上だった。
ソンジャ(イ・ウンセム)
新入団員 服飾科
ヘイの大親友。ファッショニスタで一匹狼のヘイを日向に連れ出す人気者キャラ。
ヘイのイケメンの弟が好きだったのに、応援団の思わぬ人に心を奪われて…。
ヨンイル(キム・シンビ)
新入団員 医学科
勉強はできるが純朴で空気は読めない。
副団長に片想い。方言もキュートなヨンイルかわいかったわ。
ミンジェ(ヒョン・ウソク)
新入団員 機械工学科
テイアの応援団に入るため三浪した。
性格が冷徹なので、せっかく入った応援団の同期の中で浮いてしまう。ヘイがバイトで練習をサボっていることが許せない。
チョヒ(チャン・ギュリ)
副団長 三年生 科学工学科
成果主義者。大らかで男女問わず人気者。
恋愛経歴は華やかで、喧嘩が強い。クールでかっこよかったです!
ウンチャン(イ・ジョンジュン)
訓練部長 二年生 経営学科
ムードメーカー。応援団愛は強い。
ソユン(ハン・スア)
大人しく人見知り激しい。
双子の姉ジユンはライバル校ホギョン大の応援団。
ヨンウン(ヤン・ドングン)
ビルのオーナーで応援団OB
チアーズというパブを経営。
ヘイを秘密裏に応援団入りさせた。
ジヨンと付き合うことになるが、ジヨンは気楽な関係と思っていて…。
ジヨン(リュ・ヒョンギョン)
ヨンヒ大教職員で応援団OB。
学校側の厳しい予算案をジョンウに突きつけてくる、が、いつも応援団を支援してくれる。
バツイチで、長年友達関係だったヨンウンとワンナイトしてしまうが、思いの外身体の相性も良くて居心地の良い関係を楽しむ。
ヘイの母(チャン・ヨンナム)
シングルマザー。ヤクルトおばさん。
元ファンジニコンテスト優勝者。貧乏なのにお気楽でつい無駄遣いしてはヘイに怒られる。
ヘイの弟ジェイ(イ・ミンジェ)
年子の弟はヘイが塾代まで稼ぐのが精神的にきつい。
ヘイとは違い冷静で慎重。
ソンホの母(ペク・ジウォン)
ヘイの母と昔ファンジニコンテストに出た。
金持ちと結婚したが愛の無い生活にアル中寸前。
息子のソンホを溺愛していて、応援団に入ったことを認められない。ヘイ母と再会し、飲み友になる。
2番手がとにかく強い
何の授業だよ!な、授業で結婚観などレポしたり、デートをするのですが。
ヘイはジョンウとソンホ、それぞれとデートをします。
ここでもソンホ頑張るっ。
ヘイの元カレが鼻くそみたいなしょーもない奴でしたが、そいつを追い払うのもソンホ。
じゃあ団長が駄目駄目なのかと言えば、単に出番が少ないんじゃね?という脚本家に何かした?な珍しい1番手
団長とテイアのトラウマに必要とは言え、ミステリー要素配分が多すぎたかな?
ぺ・イニョク、よかったですよ!
本国ではコロナ禍の影響もあり、この青春って密だ!なドラマがタイムリーで、若者に支持されたとか。
OBのヤン・ドングンの恋愛も見逃せないっ
かなりロマンチストなヤン・ドングンでしたー!