2019年 キム・ドンウク主演

 

 

 

あらすじ

労働監督官のジンガブは、元教え子のキム・ソヌから給料未払いの上、会社をクビにされたと相談を受ける。ソヌを救うため、元教え子で調査会社の社長チョン・ドックとともに調査すると、教師を解雇された原因となった因縁の元教え子ヤン・テスとウ・ドハがブラック企業を操っていることが判明する。

 

 

 

登場人物

チョ・ジンガブ(キム・ドンウク)

元高校教師。熱血漢で、いじめ問題からクビに。

労働監督官として日々奔走。

ふっくらキューピーちゃんみたいなドンウク、かわいかったし、キャラがずっと立っててグッ

柔道家なので背負い投げ~もたくさん。

 

チョン・ドック(キム・ギョンナム)

ジンガブの教え子。根は真面目な不良だった。

甲乙企画という調査会社社長で、ジンガブの相棒となり不正を暴く。ルールブックの野球マニア弟くんか!

 

ウ・ドハ(リュ・ドックァン)

ジンガブの教え子。今は財閥の御用弁護士。

いつか改心することをジンガブと一緒に期待したわ。

 

ミラン(パク・セヨン)

ジンガブの元妻。警察官。

娘は月一面会していて、まあまあ関係は良好。

最初は元旦那が問題を起こさないかイライラして見ている感じ。

彼女も「背負い投げ~」でバッタバッタとなぎ倒す系。

「揺れながら咲く花」以来でしたが、キューピードンウク同様、その二十顎いいねいいねえ!とすっかりおばさんになっていて。

 

 

雇用労働部の職員

 

ハ・ジマン(イ・ウォンジョン)

労働支局長。事なかれ主義な出世の達人に見えて、ギリギリのあたりでジンガブにGOサインを出すやつ〜!

 

イ・ドンヨン(カン・ソジュン)

ジンガブの後輩勤労監督官。

 

ファン課長(アン・サンウ)

悪徳監督官で、権力側にベッタリ。

何故かいつもより若作り?しているのかそこもイラついたわ。

 

 

甲乙企画

 

ペク部長(ユ・スビン)

ドックの子分で回収専門家。

愛社精神旺盛。

 

オ代理(キム・シウン)

ドックの子分でハッカー担当。



 

ソヌ(コ・ゴンハン)

高校時代にヤン・テスにいじめられて、ドックと散々な目に逢う。

ドックもソヌも、自分のせいでジンガブがクビになったと思っていて。

バスの運転手で、不当解雇されてジンガブに相談。

 

キム検事(チャ・ジョンウォン)

公安部の労働事件担当検事。

冷たい検事で、最初ヤン・テスの婚約者と同一人物とわからなかったわ。

ヤン・テスと婚約解消してからは、じりじりと正義感を取り戻す??


ジンチョル(キム・ホンパ)

ジンガブの父。頑固者。


 

​ミョンソクグループ

ク・ギテル(オ・デファン)

ミリネ財団理事長、サンド旅客社長。
最初の敵。
 

ヤン・テス(イ・サンイ)

TS社長。ジンガブの教え子。

わがままのパワハラの悪の限りをつくして、いつも弁護士のドハに尻ぬぐいさせる。

 

チェ会長(ソン・オクスク)

ミョンソングループ会長。テスの母。

財閥2世の女王蜂。高校教師ジンガブをクビに追いやった張本人。

ヒステリックに騒いで面白かったわ~。

この母子のおかげで盛り上がりました。

 


 

ヤン・インテ(チョン・グクファン)

テスたちを討伐したと思ったら、ラスボスのヤン議員。

チェ会長とは離婚していて、政治家として成功。

数々のブラック企業の原因だったわ。


 労働監督官

お仕事ドラマとして、多少わちゃわちゃ感はありますが興味深くて楽しめました。



この「腕っぷしが強い専門職(無法弁護士とか)ドラマ」の中でも、ぶっちぎりでビジュアルが普通泣き笑いで親近感。増量ドンウク〜飛び出すハート

元妻のミランも地味なおばちゃん刑事って感じで、ほぼほぼ地味なメンツなのにコミカルで、勧善懲悪が楽しくて飽きなかったです。

相談内容も

不当解雇、バイト賃金不払い、元請けが不明の派遣法違反に過重労働、などなど。ありとあらゆる労働問題テンコ盛りで。 


そして、敵も三段階方式で強くなっていき、ジンガブとドックたちから、労基署の面々やミランなど少しずつ仲間も増えていき。それまで関わった相談者たちも協力関係になっていく過程もワクワクしました。

教育者としての面影を残しながら、元教え子にも、困っている労働者たちにも手を差し伸べるヒーローのお話。テンポ良く見られました。