2023年 コ・ヒョンジョン主演
あらすじ
ボミは幼い頃からダンスがうまくて、芸能人になるのが夢だった。外見により夢は打ち砕かれ、コンプレックスでマスクを被ってBJ(ライブ動画配信する人)に。スタイル抜群を見せつけて思わぬ喜びを感じるようになる。
「藁にもすがる獣たち」の監督らしさか?
1話 キム・モミ
整形前のモミの話。
このお話の主人公です。
演じるは、新人のイ・ハンビョル。
モミは普段は経理の仕事をする会社員で、夜はマスクを被ってBJで稼ぐ。
セクシーなダンスや、視聴者とゲームをしたり。
顔は自信が無いけど、スタイルには自信があるモミ。
(見る前はこれがコン・ヒョンジョンかと思ってたわ)
他の男性社員と違い、容姿のセクハラをしないチーム長にほのかな恋心を抱く。職場のかわいい後輩女子に他の社員はデレデレだけど、チーム長は違うから…。
パクチーム長、え?
眼鏡は眼鏡でも、何故かチェダニエルとわからなかったわ〜!老けた?
本人かわからんがプリケツっ出してました。
2話 チュ・オナム
チュ・オナム(アン・ジェホン)
は、モミの課の課長。髪の毛の薄さとか、どうやったんだろうか
モミの事をBJのマスクガールと知っている。
容姿コンプレックス。2次元好きや、ラブドールなどアダルトグッズに溢れた部屋で毎晩ボミを応援、投げ銭を払う。(アニメ好きな方がここに行き着くかしら?)
モミが勝手にチーム長に失恋し、以降はちゃめちゃになっていくのを心配する。
ネットのファンと飲むというモミを助けに行くが、モミは事故によりその相手を殺してしまう。
オナムが遺体処理をすると、モミは…。
多分この話が1番キツい、アン・ジェホン好きだから…。日本アニメが好きなヲタのイメージって、まだこれなの?そこもキツい。
この話多分韓ドラ組合員さんにはキツいと思ったわ。
3話 キム・キョンジャ
一人息子のオナムが音信不通になり、探しに来るキョンジャ(ヨム・ヘラン)。
女で一つで育てたキョンジャ。
息子のやばい部屋を見て驚いたり、息子遺品パソコンの操作が全くわからず教室に通う。
息子を捜索する母ちゃん。そのガッツが凄くて、俄然視聴意欲アップ!
復讐心で、消息不明のマスクガールを突き止める。
ここから急に復讐、サスペンスドラマになる。
何故かヨムヘランを応援したくなる不思議。
4話 キム・チュネ
キョンジャにマスクガールと思われ、殺されそうになるチュネ。
モミと同じクラブに勤めるホステス。元地味な顔立ちで、整形。モミと同じような境遇で、仲良くなる。
高校時代の初恋の人プヨンにずっと金づるにされていて、整形後再会。同棲。DVされる。
プヨン、アイドル歌手になったのに、チュネに不良時代の写真を掲示板に投稿されてアイドルを追放され、その後完璧なろくでなしに。
今回も、高校から女を口座としか見ない奴。
アイドル時代はフワフワの髪の毛
女を鮮やかに殴る蹴るで期待を裏切らないスレギっぷりにキュン
モミとチュネで、スレギなプヨンを殺める。
そこにキョンジャが襲撃しにきてカオスッ
整形したモミ、演ずるはナナ!
暗い雰囲気ですが美しい〜。
色々あって、ついに逮捕。収監!
突然のジュンにテンション上がりまくる。
が、モミは整形してもっとブイブイ言わせてるのかと思いきや、しょーもないクラブでステージに立って酒の相手するくらいで…。ナナなのによ!もったいねー。身バレするから病院にも行けない。
5話 キム・ミモ
モミの娘、ミモ(紛らわしいっ!)
父の事はもちろん、母の事も祖母は話してくれない。
ハルモニはムン・スクさん。
(スクさんがそもそも娘に冷た過ぎたのが元凶だと思うんだが…)
犯罪者マスクガールの娘として、小学生からいじめられて引っ越し人生。
やっと親友ができて、落ち着き始めたのですが。
引っ越しても引っ越してもバレる身元。その裏にはある人物が関わっていて。
モミに冷たかった母。孫を育てることになり、確かに大変だとは思うがやっぱりこの母は情緒面おかしい。
かわいかった孫も、母の事でいじめられてナイフみたいに尖った子に。ひょうきんなお友達できて良かったよー。
6話 キム・モミ
再び主人公モミに戻ります。
ナナの囚人時代はモノクロで描かれ、その強さと美しさが余計に引き立つ!
いつからそんな根性ついたの?ってくらい、囚人のいじめにも拳で対抗する。
檻の中で中年になったモミを役者コン・ヒョンジョンにバトンタッチ。
整形したのどーなった?ってくらい、超普通の中年女性になってる。
不審な手紙等で娘が危険に晒されてると心配になる。
所長とか囚人とか、けっこう面白いキャラいました。
役者交代必要?てっきり出所してからまた整形するからコン・ヒョンジョンがいるのかと思っていたわ!
7話 モミとミモ
再びキョンジャがやってくる!
死んでいなかったキョンジャです。
復讐のために、娘のミモを狙ってトッポッキ屋のばあさんに扮しては優しく近づいていたキョンジャです。
囚人の中の女王の娘の腎臓移植を名乗り出たモミ。
娘の危機を察知し、何としても娘を助けるべく、移植のために来ている病院から脱走するモミ。
ラストはキョンジャがゾンビ並みに強いのと、モミの母とモミとミモの大集合。
何故そーなるっ、みたいなてんやわんや感は、ほんと藁にもすがる獣並のゼィゼィはあはあ感
というか…。
最初の主人公キャラから考えると、後半の母性スイッチどこで入ったんだ?(そもそも殺した男、好きでも無い男の子を産むのか、も含めて)、ヨムヘラン以外の母性が謎。実母が1番顔のこと言いだすの早かったし、残酷だわ。
「私は自分の子供が不細工でも、うちの母とは違ってかわいいかわいいと言って育てるんだ」とチュネに話していたのはうんうんわかるよ、と。と言いつつ、収監されるから育てられないしな。
思っていたより意外なドラマ構成に夢中になって見られる全7話でした。が、ルッキズムの事とか、あれ?なんかテーマがよくわからない。
コン・ヒョンジョンが脱獄して、藤原直美の「顔」(阪本順治監督)みたいに逃げまくりの女の人生!みたいなドラマを期待したのですが…。
あー、久しぶり見たくなりますわ。福田和子の話。キリンジなんか福田和子のこと歌詞にしてたわ。コトリンゴに歌わせてたわ!
ヨムヘランの執念(歪んだ母性愛?)とアン・ジェホンのうん十年昔のザ・ヲタクキャラの気味悪さは忘れられない「恋愛体質」を見直して上書きしたいよ。。
原作読んでみた
一体どんな原作なんじゃ?と、
LINE漫画だったので、数話読んでみたら
こんなテイストの絵で、シニカルなギャグっぽさがあり。主人公がとにかく言いたい放題系の腹黒な感じでした。性格悪すぎて、毎回コメント欄ブスで性格悪すぎて、の大合唱。ただ、最終話のタイトルとサムネイル見る限り、ドラマと同じく娘を脱獄して助けに行くまであり、ラストの幼少期ダンスするモミのビデオを、娘が見るシーンも同じようでした。
やっぱり韓ドラになると、暗いしグロいし血もあるし、湿度が凄いっ。