2023年 イ・ドンウク主演

 

あらすじ

九尾狐のイ・ヨンは思いがけない事件に巻き込まれて、1938年にタイムスリップする。歴史の荒波にさらされ、地元の神々も大変な日本統治時代。そこで幼馴染のホンジュ、ムヨンと再会する。ヨンは現代に再び戻るために奔走する。

 

前作感想はこちら


 

 2話まではウェスタン調

前作の前半がけっこう怖かったので(シャイニング、とかお化けみたいなやつ)、今回はオープニング含めて軽快かつウェスタン映画のようにかっこいい!

 

 

 

突然現れたホンジュ(キム・ソヨン)。

ヨンとは山の神として幼馴染で。

キム・ソヨンがヒロインなのか?どーゆーこと?と見る前は不安でした。

京城最高の料理屋、芸妓たちのオーナーでフルメイクと西洋風の衣装の見本市のようなキャラに圧倒され。

最初はヨンに拒否られても「好き好きラブラブ」なラムちゃんキャラかと思いきや、男より自分の仕事や部下を守る【主感】に「あ、恋愛ドラマじゃない、ホッにっこり」としました。

キム・ソヨンのファッションも時代背景とマッチしていて、この人だけでかなり見る価値あったのでは。

(苦手な人はキツいメイクでさらに苦手になりそうですが。ここまでコスプレできたらご本人も撮影楽しいのでは)



 

日本統治時代だから悪役必須!

カトウリュウヘイ(ハ・ドグォン)

日本語が何言ってんだか分からなかったけど不安

ただのこの時代あるあるの極悪人なのか?日本の妖怪?なのか。野心家なカン・ドゥギbyストーブリーグ、だったわ。

 

 

 拗らせボーイ量産

この時代の本当のヨンもちらと出演。


阿片中毒でやばかった(満州にいる)のですが、拗らせというより廃人でした。

未来から来たヨンはお気楽で、弟ラブで、幼馴染との関係を懐かしむ明るい兄さんって印象。もちろんジア(チョ・ボア)が1番好き。

目の窪みがますます… 


恋愛対象もいない(回想シーンだけ)ので、

妖艶なセクシー狐はいません。


ひたすらに弟を愛でるヒョンしかないわ。

弟を心配しすぎだから、もう弟を未来に連れて帰ってほしい!

 

 

この時代のラン(キム・ボム)も順調にブラコンを拗らせていて。

人魚と恋に堕ちたりして。

窃盗団の頭で賭け事好きなちょいワル弟でした。

後半最高!

 

 

もう1人の幼馴染 ムヨン(リュ・ギョンス)

元北の山神。白頭山虎の子孫。

幼い頃からホンジュが好き。兄に殺されそうになってヨンに助けられたが、ヨンが兄を殺す。兄を生き返らせるために奔走する。

ランよりもブラコンだし、初恋をネトネト煮詰めた仕上がりの男でして…。こんなギョンス大好きでした!

 

ホンジュの秘書 珍島犬の妖怪

この子はホンジュに瀕死の時救われたから、ずーっと忠犬。あまり表情出さないキャラだのに、

のちにヨンの部下とランの部下と同室になったりゾンビと戦ったり大活躍。

かわいかったよー。

催眠にかかって女装したり…

 

 

カトウの部下もカトウ大好きっ子で、ど変態みを感じたわ。サイトウアキラ(イム・ジホ)

日本の妖怪ユキ(雪女)にオッパー言われてもデレない。

けっこう好きでした。

ビハインドはかわいいじゃないかーニコニコ

 

キム・ヨンフンが亀の妖怪で登場した時は完全にイ・ドンウクより美オーラが…

「恋愛革命」では演技がどうこう言う役ではなく、美しい子だなぁで終わりましたが

今回の妖怪役ハマっていました。


 

 この時代のレギュラー陣

 

奪衣婆(キム・ジョンナム)

このキム・ジョンナムさん好き。三途の川の門番、閻魔大王の妹。山神の子どもの頃、この婆が育てた。

 

奪衣婆の夫(アン・ギルカン)

愛妻家。この時代なだけあり、独立運動に加担してたりして…。もう大好きギルカンさん!

 

シンジュ(ファン・ヒ)

ヨンの従者、獣医。時を超えてお供しに来た。

狐の妖怪。

 

タワラギンコ(キム・ヨンジ)

今回は狐じゃなく人間。

サンウ日報の記者でカトウの義妹で富豪一家だが、実は独立運動家。死んだ姉の真相を追う。

 

 

 赤ちゃんを守れ!で探偵回

一番緩かった4.5話の謎の捨て子の回。

ヨンとランとシンジュで、赤ちゃんのお世話を。

段々みんな赤ちゃんの虜になるのよね。

「ミホ」と名前までつけて。


金山を見分ける妖怪がこの赤ちゃんを探していると、警察にマークされる赤ちゃん。

出た、人相画!


赤ちゃんを守るために、既に情操教育までするヨンの溺愛ぶりと、暇そうな男どもの「探偵事務所感」が面白かった!


悪役のアキラ君もメロメロ。

かわゆいラブ子役赤ちゃんは日本の総督府の制服のピロピロが気に入ったようですキラキラ

 

 

 苦手な異世界の回

6.7話では「模倣霊」に引きずられ、ムヨンの記憶の中の世界に飛ばされる回。私、こういう話が苦手で。

夢の中で夢とわかってるのに起きられない夢が怖いタイプ。

この回でこのドラマ挫折寸前でした。

この3人の過去や、友情がわかる回でもありましたが。

片想い連鎖や勘違いからの恨みが、3人の友情回復になるのかも最終回まで見逃せない展開でした!!

 

 

  日本妖怪「死神傭兵団」で妖怪戦争勃発

 

カトウに召喚された日本の妖怪たち

その名も「死神傭兵団」!!

それすら発音怪しいカン・ドゥギですがアセアセ


死ね死ね団(古いっ)みたいなもんか?

めっちゃ弱そう!


ん?アラーキーがいる?


おおがま(キムサブのMr.クーかな?)

牛打坊 アラーキー 

大入道 

雪女 この方は日本語まあまあ上手かった!



この4人と、山の神(ヨン、ホンジュ、ムヨン)でお宝巡り戦うのですが。


合間に現実世界ではランがいるホテルに夜叉が放たれて、ゾンビホテルになってしまう。(夜叉ってゾンビなの?)


妖怪戦争とゾンビ映画みたな組み合わせ回に「えええー」と思いきや、5人目がいるらしい死神傭兵団の隊長が「こいつだったのか!」展開。

視聴意欲盛り返したわー。


 朝鮮の山の神としてのプライド

最後は人質と朝鮮を日本から取り戻すべく、神として総力戦へ突入するヨンたち。

そこに山の始祖も甦るから大混乱。

カトウとギンコの結婚式が戦場になり、ヨンは未来に戻れるのか?


日本統治時代、日本の妖怪が最右翼とはねー。

【天狗】ならばもっと鼻が高い俳優さんが良かったわ泣き笑い


「え?甦った始祖神どうなった?」

そこはパート3に続く感じもありましたが…


前作がけっこうな恋愛ものでしたので、狐の生い立ちやら兄弟の戯れ合い等、同人誌みたいな(豪華過ぎるけど!)ドラマだなぁと思いつつも(好きなやつ)、この時代はけっこう好きなので楽しめました。


この時代の3人の神と(阿片から復活したヨン)


現代の状況はちゃんと着地できたのでいい終わり方だった!


赤い傘だよ〜!


ボアちゃん、次は出るのかな?



字幕がちょうど見えないのだが!