2020年 キム・テユン監督



あらすじ


国家情報局エリートSPのチュ・テジュ。昇進を控えたある日、韓中友好の証として来韓するVIP、メスのパンダ・ミンミンの護衛を任される。動物の護衛なんて、と事態を軽く見ていたテジュ。しかし、ある組織にミンミンを連れ去られてしまい、攻防の際に頭を打ち動物の声が聞こえるようになってしまう。


動物の声が聞こえる前から、

国情院なんだけどうるさいおじさん?

こんなイ・ソンミン初めて飛び出すハートなキャラでワクワク


いつも映画だと悪い人が多いけど、

このキャラは「未生」のオ・サンシクが自宅で息子たちとわちゃわちゃしている感じが好きな人におすすめニコニコ


動物嫌いなのに、金魚から小動物、虎まで…、テジュ(イ・ソンミン)にめちゃくちゃ話しかけてきます。

それを正直に、今は上司であり後輩だったキム・ソヒョンに話してしまい、

頭がおかしくなった要注意人物として扱われ。

役職をほどかれてしまいます。


自分のせいで拉致されたパンダのミンミン(声 イ・ユンナ)を探そうと発起するテジュ。

一人娘のソヨンが動物好き、というのもあり、父としても頑張るテジュ。



軍用犬アリ(声 シン・ハギュン)は、ミンミンを拉致した犯人が昔爆弾で自分の主人を殺したテロ犯と察知。


アリ、いやもうハギュ犬泣き笑いが、超活躍します!

シン・ハギュンが犬ってだけで、激アツ飛び出すハート

ハギュ犬から信用されるようになってからは、最強バディ。風呂に入れられるの嫌がってたのに、力入れて洗えよ!とかなかなかなワガママぷりハギュハギュがたまらない。

イソンミンとハギュ犬が、ずーっと画面で会話してるから、犬が相棒の主従関係ドラマというより、

オッさん2人のバディものに近くて。永遠に掛け合いを見続けたい…笑い泣き


果たしてハギュ犬と、イソンミンはパンダを取り返す事ができるのかっ驚きはてなマーク


動物がたくさん出てくるからかわいいし、子ども向けのようなソフトな内容でもありました。 

本物はアリだけであとはイマイチな着ぐるみとCGではありましたが、そこはご愛嬌で。見ていたら気にならなくなるコメディ感。

動物たちの声も、えーこれ誰だっけ?と考えるのも楽しい。

韓国映画っぽくないマイルドさ、動物がしゃべりまくるディズニー映画に近い。音楽の雰囲気とタイミングもハリウッド映画みたいでした。

(後半犬が大好きな方にはちょい厳しいシーンもありましたが)


犬のアリの演技が最高で、

被せるハギュハギュのアフレコも完璧。

動物相手に怒り、喜び、悲しんで号泣しちゃうイソンミン、動物に訓練されちゃう感がたまらない、大満足な映画でしたー!