新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
元旦に…行ってまいりました。
ただ悪より救いたまえ
2021年 ホン・ウォンチャン監督
ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェ主演
あらすじ
引退直前の元国情院で暗殺者インナム(ファン・ジョンミン)の最後のミッションは日本のヤクザ、コレエダ(豊原功補)だった。淡々とと任務をこなし、余生はパナマでと準備していたところ、コレエダには弟がいて、しかもその弟は残忍な殺し方で有名な殺し屋レイ(イ・ジョンジェ)だった。兄の仇をとると、執拗に追いかけてくるレイ。インナムは昔の恋人がタイで娘の誘拐事件に巻き込まれ亡くなった訃報を聞き、誘拐された娘を探しにタイへ赴く。
撮影現場はほとんど日本とタイ
8割海外ロケ。
まず、日本でコレエダを殺して
笹塚のラーメン屋で報酬をもらうインナム。
瓶ビールには持参したウィスキー?をイン!
髭面でオーラなし!
江戸川橋あたりの大衆割烹で一人酒するインナム。
吉田類かよっ
この時ミッション与えたエージェント、パク・ミョンフンを拉致してレイに引き渡す白竜。これから内臓出されるのかしらん?な殺戮現場の窓の外には「京浜急行」と思われる赤い電車が通ってて胸熱!!
対照的な色気
レイ(イ・ジョンジェ)
ファッションが圧倒的にスクリーン映え。
髪型から首の入れ墨、ロングコート、ナイフの模様まで素晴らしかった。
出たー、ロングコートバサバサ!長身の成せる技。
こんな柄も…
こんなんも…
無茶苦茶似合うの、スタイル良すぎて安っぽくないの、凄い。
ナイフのアクションは派手、大きな動きでした。銃もライフルだし、手榴弾まで使う。
インナム(ファン・ジョンミン)
コレエダ殺す時は電気工事のおっさんコスプレに始まり、地味!
だけどもこの表情よ。
殺し方もシンプル、迅速。
アクションに無駄な動きが全くない!
人身売買
監督が、家政婦がグルで子どもを誘拐し人身売買する話から着想を得たこの話。え、そっちが先なんだ、インナムのキャラに深みを与えるために付け足したのかと思ったから意外でした。
誘拐された娘をタイで探すインナム、その行動を把握しインナムを殺しに来るレイ、インナムを現地ガイドしてくれるユイ(パク・ジョンミン)。
ユイが最高でした。
トランスジェンダーで、性転換手術費を稼ぐためインナムと娘探しを。
パク・ジョンミンの身体をよく知らないけど、腕もあまり筋肉なく、ヘソだしTシャツ着てるけどお腹もプヨっとしていて。短パンから出る足はスラーっと。警察に捕まった翌日の青髭具合もリアル!これはこれで肉体作るの大変なんじゃないかしら?(ジョンジェさんが普通隠したくなるようなプヨっとしたお腹を出しててビックリした、と)
ちなみにイ・ジョンジェさんはバッキバキの腹筋、カッチカチな肉体で、ファン・ジョンミンさんは普通にいい身体でした。
何としても殺す
レイの執念が凄すぎました。
タイの犯罪組織が子どもを誘拐して隠しているビル。
娘もそこにいたのですが、臓器売買のため既に手術場所へ連れられいて。
早く娘の元へ!と、悪いタイ人達を倒して移動するインナムに立ちはだかるレイ。そこは、協力してやってー
ゾンビや猛獣みたいな扱いをうけるレイに笑った
タイ警察や、タイの犯罪組織は2人のわけわからん韓国人が自分たちの島に来て死闘を繰り広げるから怒り浸透!
インナムがやっと娘の手術場所つきとめに行ったら、
タイのSWATまで出てきて…(その前に臓器売買組織を何とかせい!)
SWATより鬼怖なレイが、まさかのトゥクトゥクで現れてライフルぶっ放すのには笑った。
タイの犯罪組織ボスに、何故そこまでして殺したいのか?と聞かれ、
「覚えていない(殺したい理由)」と言うレイ。
インナムも、娘の存在を知ってからは死にたくないと思い、娘といる時は笑いかけてあげる優しいおじさんになっていて。殺してない時はめちゃくちゃいい男なんだろうなあと泣ける。
レイがとにかく最後までインナムを追い詰め、ラスト一服する顔の色香が凄まじく、2人のアクションと色気にやられっ放しでした。
ムビチケ〜