2021年 Netflixオリジナル
全6話
 

あらすじ

人間たちを地獄に落とすため、突如現れた地獄の使者。大混乱の中疑わしい真理を説く宗教団体が次第に影響力を持つようになる。
 
 

登場人物

チョン・ジンス(ユ・アイン)

新真理会リーダー。

憂いをおびたユ・アイン。

シカゴタイプライターの前世パートを彷彿とさせる髪型にグッときたわー。

 

ペ・ヨンジェ(パク・ジョンミン)

TV番組プロデューサー。

新真理会のPR制作会社と化すTV局に異を唱える。

 

 

 

ミン・ヘジン(キム・ヒョンジュ)

法律事務所弁護士。

新真理会の「矢じり」の事件を以前から担当している。

 

ジン・ヒョンフン(ヤン・イクチュン)

刑事。
妻を麻薬中毒者に殺された。娘と二人暮らし。

娘が母が亡くなった傷を癒すため新心理会に傾倒し始める。

 


 

 

 ゾンビなバッドガイズ

 
まず、地獄に召喚されると謎のモンスター?がやってきて
ボコボコにされます。これが「試演」という。
 
最後謎の波動をかざされて、人間の遺体は炭素化する。
 
頭頂部はミシュランマンみたいな・・・
殴り方はゴーレムのような?
 
これが三体もきて、ボコボコにされる。
終了すると消える。
 
信じられないような光景に、人々は恐れ慄き、「襲われる人は犯罪者」という事で恐怖で善行をしく宗教団体に皆傾倒していきます。
 
傾倒した人々の中には「矢じり」となり、宗教団体の手先となり監視し自主警護団みたいな無茶苦茶ぶり。
犯罪者だけでなく宗教を否定する弁護士や刑事などに暴行を加える。
 
 
人間が考える事をやめて、ゾンビ化(人間だけど)して、ユ・アインの手下になり暴徒化するという…。
 
きっと傾倒しない「まともな狂犬刑事」ヤン・イクチュンについて行けば、大丈夫、大丈夫…と
 
必死についていきましたよ〜えーん
金づちみたいなの振り回して、ウザイ矢じりを追い払うのウケた。
「もっとやったれ〜バッドガイズの本気見せたれー。」と、どっかの球団の野次おじさん化する私。

関係ないけど球場で観戦しつつ片耳イヤホンで野球中継聞いてるおじさんの気持ち、今ならわかるなー。

 
そうは言っても、世間は信者ばっかりで。
怖いから私も入信したいよ〜!
 
 
ヒョンジュさんも矢じりにマークされちゃうし

 

神が残酷すぎる 

 
物語後半は

チョン議長の秘密が視聴者に判明!

 
宗教団体が新しい体制になり…
「正常な人間」な主人公はヤン・イクチュンから
パク・ジョンミンへと選手交代。
 
パク・ジョンミンが憤りまくる!
 
 


産後まもない奥さんがとんでもないものを見てしまい


東奔西走しまくるパク・ジョンミン!


新体制の元、新真理会の執事団の1人、リュ・ギョンス。
 
試演で殺された罪人は、残された家族まで「矢じり」の被害にあうように。
そのため罪人とバレないように失踪扱いを工作する謎組織の登場や、
なぜか新生児にまで罪人認定が。
ん?赤ん坊に罪はないからこれは宗教やっぱ関係ないやん・・・になっていき。
 
謎のミシュランマンの存在、超常現象は置いておいても、
不確かなこの時代にいつこのような宗教団体や政権が台頭してもおかしくないわけで。
ヨン・サンホ監督らしい、化け物より怖いのは人間、集団心理。
後半の謎組織登場や、一縷の光が見える終わり方もこの監督らしくて良かったです。
あの終わり方はシーズン2あります、なのかな?
 
ただ、「試演」の謎ミシュランマンの人間の殺し方が執拗に過激すぎて・・・。
やりたい放題な暴徒「矢じり」もやり方が過激で酷い。
ちょっと過激にも程がある、今年の韓国ドラマの熱を受け過ぎた?
と思ってしまう。
怖さのドキドキ具合は「リング」の呪いのビデオみたいな感じ。
死の宣告を受ける恐怖、それプラス、社会からの執拗な攻撃がとにかく怖いドラマでした。