安野モヨコ作 ＦＥＥＬＹＯＵＮＧ連載中。
昔稲森いずみと藤原紀香姉さんがドラマ化しているから覚えている方もいらっしゃるかと。
私の記憶の中ではこの2人、よく内館牧子のドラマに出てたよーな
昔の内容は
一年中彼氏が欲しいと言いまくっている恋愛暴走機関車こと
重田加代子（シゲカヨ）と、
バイト先の地味な坊ちゃん（実は確か東大生）のタカハシ（一方的にシゲカヨが好き）
の恋愛を軸に、
シゲカヨがタカハシじゃない男を求め続ける恋愛求道？漫画。名言多し。
シゲカヨが出会う「凄まじいダメンズたち」、個人的には自称小説家のため吉？が面白かったな・・・。
もし私に娘がいたら、義務漫画入りだわ。(男はカイジ、共通でナニワ金融道はマスト！)
出るわ出るわ変な男たち。
記憶喪失になったタカハシを戦略的に追い詰めて結婚した貴子ってキャラもいたなあ。めちゃ怖かった。
思い出すと韓ドラっぽいＷ
いかにタカハシって男が世間的には「すごくいい男（性格とスペック）」だったのか、
を思い知る、
そしてその男に愛されてもずっと愛を求めるバカチンことシゲカヨのビッチ三昧も楽しかったー。
韓ドラではとても提供できない、速攻どこでもやってしまうぶりが清々しい。
あの頃はタカハシのお母さんがめちゃ怖かったけど、
今ならわかるよ。あんな女と息子が結婚とか
ありえねぎしっ！
そして時は流れ・・・
子どもなし、
スペックなし、
金なし、の専業主婦シゲカヨー。
「かつて、ハッピーを追い求め、あまたの男たちと20代を暴走した女がいた・・・」
あのシゲカヨが45歳になって、
タカハシに離婚してくださいと言われるところからスタートです。
やばい、私も今離婚されたらやばいぞ。
タカハシが浮気？メロドラマな展開と、
昔のセフレ田嶋も登場します。
フクちゃんとヒデキ夫婦の冷戦も（お子がイケメンになっててＷ）
こっちの夫婦が読み応えあってダメージ受けます！
実際のＷアンノ先生、いつも監督不行届を読むたびにかわいい夫婦で
この前のＮＨＫプロフェッショナル庵野秀明（シン・エヴァ）特集でも、安野モヨコ先生がいなかったら庵野監督はどうなってたんだろ、と思ったり。
先生のｎｏｔｅを読んだら、登場人物たちの住んでいる街のことが書いてあり。
シゲカヨとタカハシのマンションは武蔵小杉。
フクちゃんは富ヶ谷。
田嶋の最寄り駅千歳烏山駅で、新宿から近くて商店街も充実している素敵な住宅地に、いかにも田島が利用していそうなラブホもあるそうで興奮していました。あるよね、そういう「ひょっこりラブホテル」って。
こんなとこにあるはずもないのに〜♪
他人のダメンズウォーカー話は面白い。
そんな自分は、付き合った人はそうでもないが、付き合ってない人から変な攻撃を受ける事が若かりし頃にありました。
気持ち悪い手紙をもらった時に、
職場の後輩が
「私はヤバイ男からのヤバイ品を保管して何かあった時の証拠にしたり、お焚き上げしたりできます」と頼もしい事を。
速攻彼女に預けたっていうどうでもいい話を思い出しました。(内容1㍉も覚えてない！)
その後は変人にスイッチ？コンセント刺されないよう、自分のコンセントの入口をガードするよう努め続けて。やっと逞しい立派なオバサンになれましたとさ
