匂いを見る少女」最終回、10.8%を記録…自己最高視聴率で放送終了“有終の美” - Kstyle

パク・ユチョン、シン・セギョンの2015年のドラマ。

私は今回初パク・ユチョンでしたが、見た目雰囲気は役柄に合っていたと思います。(元アイドルっぽくない)

 

インタビュー】パク・ユチョン、俳優として新境地へ「匂いを見る少女」 | cinemacafe.net ドラマでは普通の人って感じでした。

 

シン・セギョンはハベクの新婦ではちょっとケバイ感じで慣れるまで時間がかかったのですが、このドラマでは化粧の感じも薄くてとてもかわいかったです。お笑い芸人を目指しているのですが、全く笑えないネタを。お笑い劇団に所属しているという設定。ワハハ本舗みたいな?

一方相方にさせられるユチョンはお笑い芸人演技けっこううまくて笑えました。漫才とか練習しているんだけど、韓国のお笑いってよくわからない。(トーク番組仕切っているおじさんたちたちは芸人さんってことでいいの?しゃべりは面白いと思うし、笑い要素ありのドラマとか普通に笑るけど、芸人のネタってそういえば見たことないな)

 

あらすじは事故の後遺症で匂いが目に見えるという特殊能力を持つヒロインが、妹を殺した連続殺人鬼を追う刑事と出会い事件を解決していくというもの。

ユチョン演じるムガクが、ぬぼーっとした表情と態度で、ウドの大木感がすごい。随分と地味な主人公だなと思いきや、実は彼も妹の死から痛みや味、匂いなど感じない無感覚症とのこと。上司に殴られても無表情。満腹にならないから物凄い大食い。このキャラと、シンセギョン演じる明るいチョリムのケミは良かった。付き合っていくうちに段々と表情も出てきて、最初はチョリムのこと好きなのかわからない無頓着な演技が段々と愛情があふれだしてくる段階も見ていて楽しいです。後半はムガクの方がチョリムにベタぼれになっているのも面白い。

バレンタインデー直前の特別企画!「匂いを見る少女」パク・ユチョン、トキメキ&ドキドキスペシャルムービー公開 | K-PLAZA 衣装がちょっと嫌でした。このおばさんぽいエプロンとかも、わざとダサい演出なのかしら。上司には「お前はハンサムなのに・・」と言われているけど、衣装やら性格でちょっとあか抜けない巡査って感じ。それはそれでかわいいのですが。彼女の家での洗い物だからか。自分の家でかっこいいエプロン姿のシーンがあっても良かったのに。

匂いを見る少女」第23話(最終回)のあらすじ・ネタバレ・感想~チリンチリーン、チョリム、捜査に出発するよ~ | VODの殿堂 最終回の衣装も二人の服の色が・・・どうなんでしょ。衣装さーん。

 

ミステリーの方は犯人が「どっちなの?この人なの?やっぱりこっち?」とハラハラできたし、わかってからの逮捕までもヤキモキさせられました。ただ、何でこの人たちを選んで殺したのか?何で殺人鬼になったのか?(義父からの虐待なのか生まれ持った殺人欲求だったのか)が話数多いわりには描かれず。ちょっと残念。サイコパスってほどの感じもなく。出だしから中盤にかけて魅力的にも描かれていた人物なだけあって、もうちょっとスポット当ててくれたら殺人鬼の魅力が増したのにな。

匂いを見ることで事件を解決するという設定は、結構面白いと思いました。特殊能力使って解決ってそんな好きではないのですが、ヒロインは見えるだけであって主観入れずにその事実を話すので、ムガクや他の刑事が推理したりするのは面白い。実際ラストのちょっとした事件でもそれをあてにし過ぎた刑事の読み間違えで真犯人は別にいて、そこからまたじっくり「見る」と別の事実も見ててくるという。

思ったよりも過去の悪縁などで悲劇っぽくならずに、一定テンポで二人の恋愛も見られたこともストレスフリーで良き。女性上司のヨム班長が番宣写真とかやたら出てくるけど、ラブラインには一切関係なく。特に恋のライバルとかもなく二人の恋愛だけでした。

不満点としては、キスシーンがポッポばかりだったことかな。ファーストキスの方が感情こもっていたような。コメディタッチが強いからか、謎!後半のユチョンの演技がどんどんコメディ化していって、実は最初のぬぼーっとした感じの方が好きかも、と思ったり。

びっくりしたのはナムグン・ミンのムキムキバキバキな肉体。自宅でトリーニングをするシーン、CGかと思うくらいだった(;^ω^) お顔と肉体がマッチしていなくてビビりました。あれ、ユチョンはシャワーシーンとか肉体出すのは無かったような。だからナムグン・ミンに?