ミセンでピョンヨハンいいなあーと思って手をつけました。
倒産寸前の映画制作会社のプロデューサーのヒロイン。元カレが漫画家として元カノをネタにした作品を出していて、それを映画化にするという話。漫画に出てくる元カノを動物に擬人化していて、猫、狐、ライオンと個性的な元カノの面々。その彼女たちに振り回されるドタバタ劇。
前半は設定も面白くて良かったのです。でも、ピョンヨハン扮するミョンスのヒロインに対する気持ちが元カノでも何でもない、つまりヒロインだけ付き合っていたと勘違いしているところで視聴率落ちたんじゃないかなあと邪推。もちろん後半それは違うってことになるのだけども。（ヒロインだけ寝てないというのもあり。）
ピョンヨハンの優男ぶりは良いです。スターオーラが出てない、柔らかい表情のちょっと私に気があるんじゃないと思わせるちょいハンサム男。普通っぽいところが魅力なのかな。漫画書いている時の表情も素敵！
ソンジヒョさん、他の元カノが厚化粧だからか、スッピンメイクで「椿鬼奴と若い頃の浅野温子」を彷彿させる。自分がいつ元カレの漫画に出てくるんだと期待している痛い人で、話が前半もっと希望を見せてくれないときつい。もちろん付き合うって展開になるんだけどさー。
元カノたちも変人ばっかで、最初は面白いんだけど元彼に対しての「保護者」っぷり？小姑ぶりが段々うざったくなります。
メイクや髪型のせいか、左二人は全く美しいと思わず。他の作品だときっと綺麗だろう。
あとヒロインの姉もいい年した妹に対して管理圧がすごい。朝帰りとか怒るかね、この年で。
もう一人の男性重要キャラのト・サンウが私は全く惹かれなかったのも残念ポイント。有名映画監督で高圧的な嫌な奴だけどヒロインを好きになるっていう。
「好きな女以外の女に目もくれない韓国ドラマ男性主人公」が多い中、珍しく誰にでも優しい男設定でしたが、中盤ヒロインを選んでからは物語を続ける理由が見当たらず後半きつかったです。それなら、物語の中で映画化しようとしていた元カノエピソードを普通にドラマ化４分割してやった方が面白かったんじゃね？と。なんだか面白そうな素材だったのにもったいない感じに仕上がったドラマでした。でもピョンヨハンはこれからもっと見てみたいです。
