フランス競馬が躍進!馬券売り上げ、生産頭数好調 | ぐりぐり君の個人馬主ブログ

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競馬が好きで中央個人馬主、地方個人馬主、フランス馬主をやってます。

数字で見るフランス競馬の今
・昨年の年間馬券売り上げは約91億ユーロ(約1兆4500億円) 世界第6位
・馬主数は2013年の4812名から5534名に増加 (1年以内に出走した馬主数)
・調教師は1023名 (日本人2名含む)
・騎手は見習い含めて585名 (うち女性騎手は158名)
・サラブレッドの生産頭数は2014年は4851頭だったが2021年は5596頭と増加

※優駿2023年10月号「World COLUM from France」より




数字で見る日本競馬の今
馬券売り上げ:中央3兆2500億円、地方1兆700億円
馬主数:中央2700名 地方5200名
調教師数:中央180名、地方420名
騎手数:中央150名、地方280名 (女性騎手17名)
サラブレッドの生産頭数:7780頭




フランスと日本を比較すると、フランスはジョッキーと調教師の数が日本よりかなり多いですね。
日本よりジョッキーと調教師になりやすいのかと思います。日本は筆記試験や実技があったりして合格するのがなかなか難しくなってます。
馬主になるのも日本より条件は緩いです。門戸を開放しているというかウェルカムな雰囲気を感じますね。









個人的にはハードルが低いほうが人材が集めやすくていいと思います。
日本みたいに閉鎖的な感じだとなかなか集まりにくいです。中には才能のある人でも断念して違う道に行ってしまってるケースもあります。
誰でもかれでも受け入れてしまうと質は一気に低下しますが、最初のハードルは少し下げたほうがより関心を持ってもらえるでしょう。競馬界に飛び込むきっかけになります。


日本も少子高齢化でこれから人口がどんどん減ってくるので今のうちから人材を取り込む対策を打っておいたほうがいいでしょう。
フランスを見習って間口を広げて将来の担い手を確保していってほしいです。
それが今後の競馬界の存続と発展に繋がっていくと思います。