JRAの古馬戦も芝とダートの持ち賞金分けるべき? | ぐりぐり君の個人馬主ブログ

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令和7年度以降の「3歳春季GI競走での出走馬決定方法の改善」について、以下の通り発表された。
3歳春季GI競走に、芝の競走で良好な実績のある馬が優位に出走できるよう、出走馬決定方法を以下の通り変更する。適用は令和7年度から。

(現行)
通算の収得賞金
(変更後)
芝コースにおいて行う、中央競馬のオープン競走、1勝クラス競走およびパート1に定める外国の競走で獲得した収得賞金

※対象となる競走は桜花賞・皐月賞・NHKマイルカップ・優駿牝馬・東京優駿。優先出走権を得た馬は最優先とする。令和6年の2歳馬競走は上記の対象競走となる。


https://news.sp.netkeiba.com/?pid=news_view&no=213640




2025年から3歳春G1の持ち賞金(収得賞金)は芝のレースのみが対象となります。
これまでダートばかり走ってきた馬がいきなりクラシックに出走するケースもあり枠潰しと批判されてきました。
逆に芝しか走ってきてない馬がダートクラシック競走に出ることもありました。


芝もダートも同じ競馬です。だけど似て非なるものというか別種目だと思います。
なぜなら芝を走れるからダートでも通用する、ダートを走れるから芝でも通用するとは言い切れないからです。
芝は素軽くてスピードのある馬が活躍してるイメージで、ダートは重くてパワーのある馬がよく活躍してるイメージですね。



別種目なのに持ち賞金は共通という考え方に違和感を感じています。これを機に3歳春G1だけでなく古馬戦も見直すべきではないでしょうか!?
賛否両論あるとは思いますが、「競走馬の寿命」を延ばすうえでも大事なことです。
たとえば芝で頭打ちになった馬がダートに転向すればまた一からやり直せるのです。それで勝ち上がっていけば長く走り続けることができます。
障害競走は芝・ダートの収得賞金は含まないので全馬未勝利戦からスタートできますよね。ああいう方式にすればいいのになと思います。


芝・ダートの収得賞金が同じなら転向させてもそう上手くいくことはありません。
高い賞金を持った芝馬がいきなりダートG1に挑戦するというニュースを見るとなにか切ない感じがします。選択肢が限られてしまってるわけですからあせる
競走馬の入れ替えサイクルを速めているJRAの方針とは異なるかもしれないけど、馬主としては自分の愛馬を少しでも長く走らせてあげたいという思いはありますね。