外国人騎手 日本語喋れなくても通年免許与えるべきか | ぐりぐり君の個人馬主ブログ

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実績ある外国人騎手1次試験を一部省略、来年度の騎手免許試験要領発表
JRAは4日、来年度の調教師及び騎手免許試験要領を発表した。
騎手免許(新規)は競馬学校騎手課程生徒を除く、地方競馬騎手免許所持者、外国人騎手などの第1次試験が9月29日(合格発表予定日10月7日)、第2次試験が来年1月26日(同2月8日)。今年から、短期免許の成績要件を満たしていなくても、相応の実績のある外国人騎手には1次試験のうち騎乗技術試験(基本馬術)および体力測定を省略することになった。
調教師免許(新規)の第1次試験は9月15日(同10月7日)、第2次試験は11月30日~12月2日(同12月9日)に行われる。

https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=202108040000563&year=2021&month=8&day=4




令和4年度 調教師及び騎手免許試験要領
https://www.jra.go.jp/news/202108/pdf/080401.pdf









外国人騎手の試験が一部緩和されました。
騎乗技術試験(基本馬術)と体力測定の部分だけ。
正直、なんだかな~と思いますね…


JRAの騎手免許試験の要綱にはこう書かれてます。
『技術に関する口頭試験  ※日本語で行う。
騎乗技術試験の各項目又は技術に関する口頭試験の成績がそれぞれ100点満点で概ね60点以上であること。』



つまり、日本語で口頭で行う一次試験と二次試験で60点以上取れないと不合格になるということです。
これはちょっと厳しすぎるんじゃないですかね
!?
筆記試験は英語でも受験可能なんだから、口頭試験も英語で受検可能にすべきじゃないでしょうか。
何年か前にモレイラ騎手が受検しましたが、日本語が喋れず不合格になったと言われてます。

日本語を話せなくてはいけないの?通訳がいればよくない?という声もあります。



馬主の私なんかは世界のトップクラスのジョッキーがどんどん日本に来てほしいなと思ってます。
しかし見方を変えると、簡単に日本に来れないようにうまくJRAがブロックしてるようにも見えます。
中堅以下の日本のジョッキーにとっては死活問題です。優秀な外国人ジョッキーが増えてくると自分たちの騎乗機会がどんどん減っていってしまいます。
地方のジョッキーが簡単に中央に来れないのもブロックしてるからですよね。


外国人騎手に通年免許を与えることについてはいろいろ議論がなされてます。
ルメールとデムーロ以降免許は与えられてません。
ミシェル騎手が受験を表明してますがはたして合格できるでしょうか。
競馬界全体のことを考えれば大きく貢献してくれそうなジョッキーには免許を交付すべきだと思いますけどね(´Д`)