遺伝子検査はどのくらい正確なのか? | ぐりぐり君の個人馬主ブログ

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競馬が好きで中央個人馬主、地方個人馬主、フランス馬主をやってます。

プラスビタール・スピード遺伝子検査は、エクイノム社(現プラスビタール社)が開発した筋肉量を調整するミオスタチン遺伝子の型を分析して競走馬の距離適性を推測するものです。
ミオスタチン遺伝子はメンデルの法則に従って両親から子に遺伝します。そのため種牡馬と繁殖牝馬の遺伝子型の組み合わせによって、生まれる子馬の遺伝子型を推測することができます。
 
 
 
 
 
 
 
 
C:C型の距離適性
速いスピードを持つ、短距離タイプ。
最も適した競走距離は1000~1600m。

C:T型の距離適性
速さとスタミナを併せ持つ、中距離タイプ。
最も適した競走距離は1400~2400m。

T:T型の距離適性
スタミナに優れた、中~長距離タイプ。
最も適した競走距離は2000m以上。
 
 
 
 
 
 
 
 
両親が共にT:T型の場合、生まれる子馬は100%T:T型となります。
両親の片方がC:T型で他方がT:T型の場合、生まれる子馬は50%の確立でT:T型またはC:T型となります。
両親の片方がC:T型で他方がC:T型の場合、C:C型が25%、C:T型が50%、T:T型が25%となります。
 
 
 
競走馬理化学研究所HPより
https://sg-test.lrc.or.jp/
 
 
 
 
遺伝子検査は過去に1度やったことがあります。
その馬(ヘッドストリーム)は調べたらT:T型でした。
実際勝ったのは2200mの距離で遺伝子検査は当たってました。
 
 
 
 
 
 
 

C:C型=勝利したレースの98%は1000~1600m
C:T型=勝利したレースの約70%は1600~2400m、50%は1000~1600m
T:T型=勝利したレースの90%以上が1600mを超える距離、80%以上が2000m
 
 
 
この検証結果を見るとかなり精度は高いようですね。
適性を早い段階から見抜いて鍛えて上げていけば良い結果を出してくれそうです。
検査料金はHPに載ってる情報だと41,250円/1検体(通常料金)でできます。
検査結果が100%正しいとは限りませんが、参考にできるものではないでしょうか。
今育成中の所有馬も検査してもらおうかと考えています。