2023年10月 東近江寺社巡り11 太郎坊宮 | ぐりぐり寺

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仏像とお寺と山頂目指し、気がついたら山奥へ!?
ぐうたらなのに山越え谷越え石段越え。絵と文の記録です。
ゆるい仏画、御朱印帳も手がけています。

南の島に旅行してきた弟に会ったら、見たことがないくらい真っ黒になっていました。

元々黒かったのが焼けてさらに黒い。もはや国籍不明。

勤務先が多国籍企業で良かった(?)

 

 

アタイは山でも寺でも焼きたくないですが、一日中直射日光の下を歩いているとそうもいかない。

真っ白い美肌への道は遠のくばかり。

 

 

 

 

瓦屋禅寺の拝観受付の方々にお礼を言って、境内を出ました。

しばらく車道を歩いて下ります。

車ならここを通って瓦屋禅寺へ行けますが、団体バスは見なかったなぁ。

石馬寺では何組も団体ご一行がいらしていたけど、こちらはおりません。

バスは通れないんでしょうか。

 

 

 

 

だらだら下ります。

ヘビみたいにぐねぐねした蔓。

 

 

 

 

シルエットだけの飛び出し坊や。

 

 

 

 

10分から15分歩いたかな?

お隣りの神社、太郎坊宮(たろうぼうぐう) に着きました。

正式には阿賀神社といいますが、この山に住んでいた天狗の名前が太郎坊というので、太郎坊宮で知られています。

 

 

 

 

土日なので参拝の方が多いです。

老若男女、家族もカップルもグループも。

駐車場もすでに山の中腹ですが、そこから本殿へは全員石段を登らなければ行けません。

「本殿まで表坂二五九段」。

 

 

 

 

ちゃんとした石段です♪ 登るぞ~

 

 

 

 

東近江青年会議所のマスコットキャラクター「かぁくろう」も応援してくれているよ!

 

 

 

 

萩の花やどんぐりを愛でつつ進みます。秋だなぁ。

 

 

 

 

飛び出し天狗を愛でつつ進みます。修験道だなぁ。

天狗は飛び出しても車に負けないだろう。それにここ車来ないし・・・。

 

 

 

 

頂上間際、立ちはだかる岩と鳥居が現れました。

ご神体の夫婦岩。岩の間を通れるようです。

 

 

 

 

幅80cmとな。

悪人が通ると岩に挟まれるらしい。ドキドキ。

 

 

 

 

通れました・・・どうやら悪人ではなかったようです。ホッ。=3

こんなそそりたつ巨岩があって、中がぎりぎり通れるようになってたら、それはご神体として拝みたくなるでしょう。かっこいいもん。

 

 

 

 

最も高い所にある本殿。

お祀りされているのは「正哉吾勝勝速日天忍穂耳命」、マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノミコト、と長いお名前の神様。

勝利と幸福を授ける神様だそうです。

小さいお宮ですが、中に巫女さんがいらして、畳敷きでお祓いもできるようになっていました。

 

 

数人ずつ上ってお参りします。

お招きくださりありがとうございます。石が取れますように。 (-人-)

健康祈願のロウソクもお供えしました。

 

 

 

 

ここまで登らないと手に入らないお守りもあります。

「勝」って書いてあるお守り、今年の箱根駅伝で、東近江市出身の選手が持ってたな~。

 

 

 

 

本殿を下から見ると、崖っぷちに建っているのが分かります。

一部岩に乗ってないんだ・・・。

 

 

つづく