展覧会の額の飾り方 | ぐりぐり寺

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仏像とお寺と山頂目指し、気がついたら山奥へ!?
ぐうたらなのに山越え谷越え石段越え。絵と文の記録です。
ゆるい仏画、御朱印帳も手がけています。

本題の前に、過去のブログに訂正があります。

    ↓

 

「最澄と天台宗のすべて 展示リスト」 の記事の中で 「仏像は通期展示ですね」 と書きましたが、

真如堂の阿弥陀如来立像の展示期間が10月19日~11月3日でした。

失礼いたしました。m(_ _)m

 

 

 

で、本題。

昨日版画展に行って、額の展示のしかたも見てきました。

 

 

大掛かりな企画展だと、凝りに凝ったディスプレイをしておりますが・・・。

こんなふうに。 ↓

 

 

191207b

 

(2019年、Bunkamura ザ・ミュージアム)

 

 

一方で数が多い公募展や、街中のギャラリーだと、備え付けの壁に額を吊るしたり引っ掛けたりしますよね。

 

 

210904e

 

(カノンハウス鎌倉でのグラスアート展、2021年)

 

 

公募展は作品数がとにかく多いし、全点平等に展示するのが、企画展とちょっと違うところです。

 

 

 

壁に穴が開いていて、金属製のフックと額受けを穴に通して、額を支えていました。

 

 

 

枠を傷めないようにビニールを挟んであります。

 

 

 

受け側は穴二つ分使用。

これ、どこの展示会場でも壁穴の間隔が同じじゃないと使い回せないのでは?

 

 

 

大きな作品だと、内側に引っ掛けられるのか、金具が見えないです。

 

 

211016c

 

それぞれ大きさがバラバラな額を何百点も、整然と並べている・・・

上から吊るさないので、上下に飾ることができるわけか~

きれいに揃って見えるのもコツがあるのだと思います。どこかの高さを決めてるはず。

 

 

これ毎年てんでんばらばらのサイズで、数も未定で、部屋面積が決まってて、どう並べるかを考えるのも一苦労でしょうね。