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27日の日曜日、大賀ホールで行われた「文学ライブ饗宴・立原道造の浅間山麓」という催しに行ってきました。
日本ペンクラブが企画監修する「ふるさとと文学」シリーズの5回目となる今回は、詩人であり建築家の立原道造の“創作のふるさと・軽井沢”で開催されました。
没後80年にして、詩人としても建築家としても未だに注目を集める立原道造だけに、今回のイベントも定員以上の申し込みがあり、急遽町内3ヶ所にパブリックビューイング会場が設けられるほど。
「映像+語り+音楽、朗読と座談とコンサートによる…文学ライブ饗宴」と題し、吉岡忍、下重暁子、浅田次郎、加賀乙彦、小池真理子など作家各氏に建築史や音楽家、映像作家等々…豪華メンバーが集って充実の内容でした。
※当日の様子はこちらの『信毎web』で知ることが出来ます→📰
大賀ホール、私は今回が2回目
「古書・軽井沢に関する文献の殿堂・りんどう文庫」さんによる貴重な写真や模型の展示や、
資料的価値の高い書籍の販売もありました
立原道造に、詩人の部分でも建築家の部分でも大きな影響を与えた軽井沢、殊に作品の中に頻繁に登場する追分の風景。
“林道”のフレーズには、いつもの散策路の「ここかも?」「あそこかも?」と思いを馳せてしまいます。
建築でも追分が舞台。
東京大学建築学科の卒業設計では、「浅間山麓に位する芸術家コロニイの建築群」をテーマに、追分一帯を芸術家村にすることを構想していました。
山が主題と化した建築図「浅間山麓の小学校」
(現在の西部小学校と言われています)
都市の建造が叫ばれた時代に、自然の中での暮らしとそのための建築を描いた建築家としての立原道造に、今また注目が集まっています。
立原道造が投宿し、追分の文化拠点「NPO法人油やプロジェクト」が発行する年刊誌『追分流』
vol.2、vol.3で建築家・立原道造について詳しく書かれています
(「浅間山麓の小学校」はこの誌面からお借りしました)
浅間山麓、軽井沢・追分。
後付けではあるけれど、そんな追分に暮らしていることが嬉しくて、ここに集った人たちが理想としていた面影を、これからも大切にしていきたいな。
↓立原道造については、以前3回に分けて記事にしています。
https://ameblo.jp/guri-guri0121/entry-12415305629.html
https://ameblo.jp/guri-guri0121/entry-12415496932.html
https://ameblo.jp/guri-guri0121/entry-12415734151.html
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