何の気なしに見ていた「yahoo」のニュースで韓国のコメディアン「ヘリョン」さんが、ある番組で「君が代を聞いて拍手した。」というのが地元韓国で騒動になってるらしいとありました。
入学式などの行事でやたら問題視される「君が代」
お恥しながら
「???」
おいら、調べてみました。
すると、出てくる出てくる。結局は天皇崇拝を暗示させる歌詞の内容だとか、その天皇崇拝が戦争で大きな過ちを起こした当時の日本に対する中国などの反日感情問題。
戦争は決して許されることはありません。
どんな立派な権力者でも他国の文化を否定してまで、他人の人格を、命を犠牲にしてまで支配下に入れるなんてことはあってはなりません。
こんな小さな島国の日本がアメリカに喧嘩売って勝てるわけがないことは今の日本に住む誰もがわかると思います。
けれど、当時の日本は違った。
結果、今のおいら達のような一般の人たちが大勢犠牲になった。
よせばいいのに、アジア各国にも侵略をした。
そんな戦争を引きずって反日感情を抱くのも意味当然と思います。
が、あえて誤解を招くのを承知で書かせてもらいますが、ハッキリ言っておいらは「戦争」知りません。
テレビの今でも戦火にさらされている地域の映像を見てやるせない、切ない気持になりますが、現実として直面はしていません。
そんなおいらが「君が代」を聞くと、おごそかな気分でもあり、頭のてっぺんから背筋をすーっと通ってふっと体の力が抜けていく感じになります。
歌詞と現代訳があったので拾ってきました
『古今和歌集』巻第七 賀歌
題しらず 読人しらず
わが君(きみ)は千世に八千世(やちよ)にさヽ゛れ石’(いし)の
巌(いはほ)となりて苔のむすまで
・現代訳
「わが君は、永遠の世々に、小さな石が大きな岩と成って苔が生い茂る先々まで長く、おすこやかにあらせられませ」
なお「わが君」ですが、『万葉集』の「わが大君」に当たります。「君」は尊敬する人を意味する一般用語ですが、ここで収められている賀歌は皇統に対してのものなので、この「わが君」は天皇とみるのが妥当でしょう。
市井の祭礼・婚礼などで歌われていた「君が代」での「君」は、一般用語的な意味もあると思います。
参考:新日本古典文学大系『古今和歌集』(岩波書店)
確かに天皇のことについて読んだ和歌であることは間違いなさそうですが、「古今和歌集」ですよ。
しかも、「・・・先々まで長く、おすこやかにあらせられませ。」なんていかにも日本人らしい優しい気持の詩だと思うのはおいらだけかなぁ。
日本の「国歌」としていい歌だと思いますが。
おまけ
いろんな国際的な行事で「君が代」がオープニングセレモニーで流れます。
大好きな「F1」も日本グランプリ決勝スタート前に流れます。
アナウンスで
「国歌斉唱。ご起立、ご脱帽をお願いします。」
と放送され、「君が代」が流れてくると
「日本に生まれてよかったー。」(爆)
と思うと同時にそれから始まるレースにすごーーーーく
「入っちゃいます。」
今年はホンダが撤退。どこか他の国でトヨタが優勝すればポディウムで日の丸が掲揚。
「君が代」となるんですが。
そうなったらフェラーリ党のおいらでもウルウルしちゃうんだろうなー。(笑)