昨日のブログでも書きましたが、今日は朝から「野沢菜」漬けのお手伝い。
前日に畑で下準備した「お菜」を運ぶと9束ありました。
我が家の1束はちっちゃい束(直径で6cm位?つまり1回に桶から出して食べる分です。)を15個括ったのが1束です。
まずはおかんが茎や葉についた土を丁寧に洗い、それをおいらが再度濯ぐという流れ作業です。
洗った「お菜」は立てて水切り。
その後にビニール袋をかけた木桶に漬けます。
使う調味料は 塩、ザラメ砂糖、つけ菜の素、そしてタカノツメです。
桶の中にぎゅうぎゅう押し込む形で1段入れたら先ほどの調味料。
まずは塩をまんべんなく2掴みほど。そしたら次に、ザラメを軽く一握り分パラパラ。つけ菜の素をふりかけ、干し唐辛子5個を裂いて入れます。
次は先ほどと直角に「お菜」を入れ、又同量の調味料。全体に高さが均一になるようこの作業を繰り返します。
桶の上まで入れたら中蓋をして、ビニール袋の口を閉じ、重石を載せて第一段階終了です。
数時間もすると「お菜」が水分を出して沈むので、さらに先ほどの要領で「お菜」を入れます。
こんな感じで2~3日もすると9束全部が桶に入ってしまうので後は出来上がりを待つばかり。
時間が経つにつれ漬かり具合が変わってきますが、大体1~2ヶ月くらい経ったころが一番美味しいと思います。最近は暖冬であまりありませんが、薄氷のついた野沢菜を暖かい部屋で食べるのは信州の冬ならではの食卓です。
甘辛しょうゆで煮たものは皆さんご存知でしょうが、食べきれずに残った野沢菜を味噌、砂糖、サラダ油、七味唐辛子、煮干を入れてグツグツ。煮立ったところで掻揚げのてんぷらを入れてご飯のおかずにするのは 我が家独自(?)の鍋料理。軽くご飯3杯はいけます。
野沢菜も漬けたし、冬本番ですかねー。