きょうは珍しく「F1」ねた。
昨夜のシンガポールグランプリ、久しぶりにアロンソが優勝しました。
今回のグランプリ,F1史上初のナイトレースに加え市街地コース。
なぜナイトレース開催になったか簡単に説明すると「『F1』はヨーロッパの物。」という主催者側のおとなの事情(笑)があるからです。
ヨーロッパの方々が「リアルタイムで」ふつーにテレビで見れる時間帯に開催国の方でスタート時間を合わせたら「夜」になった。ということです。
中国、そして日本グランプリも「夜のレースにしろやぁー」と言っているそうです。
さてさて昨夜のレースに話を戻しますが、よくGPDA(Grand Prix Drivers Association)つまり運転手の方たちの協会ですが、開催に対してもう少し慎重にならなかったのか、ちょっと不思議です。
レースウィークが始まるまで、あのコース、F1マシンは走っていないんです。
コース巾も狭くガードレールに囲まれたコース。
モナコを代表とする市街地コースでのグランプリは他の国でも開催されていますが、どこのサーキットも当然ながらランオフエリアはありません。ガードレールに「どっか-ん!」といったらジ・エンド。
それなのに、なぜ「夜???」
雨でも降ったらさらに危険性は増します。クルマは滑るは、バイザーは雨で乱反射するは。
世界中でたった20人だけ「走る」事を神様から許された彼ら。
一度レースが始まればマシンの、そして己の限界まで「時間」を削り取り、ライバルより少しでも前にとクルマを走らせます。
昨夜もタイヤとウォールがくっつきそうになるくらいギリギリのラインで走っていました。
重大事故が起きなくてホントよかったー。
日本グランプリまであと2週間。
今年は晴れればいいですね。ドライでF1本来の「凄さ」を見てみたいです。