東サラ2歳には4頭出資中

 

正直浮き浮きでデビューを待てておりません。

 

最も期待した中内田厩舎所属のドゥラメンテ産駒レッドアウェイクは先週の調教で中内田先生から「先週に引き続き中井裕二騎手を乗せてCウッドコースで追い切りました。1週前追い切りということで追走する形でしっかり負荷を掛けたのですが、最後は遅れてしまいました。テンからいったわけではないなかで、最後の粘りにも欠けるといった内容で…。しっかり攻めることはできていて、馬体に張りが出てきたように良くなっている部分はありますし、ジョッキーに話を聞いても『一生懸命走っている』ということですが、こちらが思い描いていたように時計や動きが変わってこないという状況ですから、予定していた来週のデビューは見送らせていただきます。申し訳ありません。そして、現状は芝のスピード勝負という条件では力を発揮しづらいと判断し、ダートでのデビューに変更しようと考えています」とのマイルドなダメ出しを頂きました。デビュー前にして「期待」という文字は消えました。残念!!私が勝負の複数口出資を行った東サラ馬は昨年のルージュクオーレ(ドゥラメンテ産駒でレッドジェネシスの妹でルージュスエルテの姉で未勝利引退)といいことごとく駄目ですえーんせめてダートで活躍して欲しいが4F55秒で一杯ではお先真っ暗。

 

レッドレクスも藤原厩舎入厩後、体力不足との判断から早来返品を食らって、ようやく最近ノーザンファームしがらきに戻ってまいりました。一夏越えて成長してくれている事を祈ります。この子も複数出資の勝負馬なんです。

 

そんな中、先週日曜期待のレッドアトゥの娘ルージュピルエット(栗東・大久保龍志厩舎 父キズナ)が阪神4R 新馬戦芝1600mに松山弘平騎手鞍上でデビュー。ルージュピルエットは十分期待水準上回る調教内容でしたのでどんなレースを見せてくれるか湧く湧くしておりました。

レースはスタートも悪く道中の進みもイマイチで殿を進みます。

直線向いても残り200時点でもこの位置。厳しそう。

しかしそこから勝馬と同じ1位タイの上がりの脚を見せ4着でフィニッシュ。

超スローとは言え最後の伸びは目立つものがありました。鞍上の松山騎手は「返し馬での芝の走りはすごく良かったのですが、調教で動き切れていなかったようにまだ体が緩いので、競馬に行っても前半はなかなか体がついてこなかったです。そのため道中は急かさずリズムを重視して運びました。その結果かなり後ろからの競馬になり、大外を回すという極端な競馬になってしまったものの、ペースが遅く、先行馬が有利な展開の中でもいい脚を使ってくれて追い上げてくれました。揉まれずに伸び伸びと走れたことが良かったみたいですし、今日のような反発のあるきれいな馬場が合っていたのでしょう。逆にとらえると悪い馬場だと調教と同じようにノメッてしまう可能性は捨て切れないですけれどね。それでも今日の感じだったら経験を積みつつ力をつけていけば多少条件が悪くなってももっとやれるはず…というか十分勝負になると思います。ありがとうございました」

 

多分血統からは本当の活躍の場はダートになると思うのですが、芝でこの切れがあるのであれば、本来の主戦場であるダートで自在性を発揮できるのでは感じました。ただ未勝利戦になると少なからずペースが上がりますし現状の体力ではそこで脚を使ってしまうと思うので、もう一段体力付けないといけないでしょう。大久保厩舎はチュウワウィザード、グロリアムンディを管理した厩舎であります。大久保先生ルージュピルエットを大きく育ててください。宜しくお願いいたします。

 

※記事は東京サラブレッドクラブ様から転載の許可を頂いております。