アルジーヌの引退を知らせるお手紙が今日届きました![]()
こんなお馬さんにはそう出会えないので凄く悲しいです。もう一回で良いからG1に挑戦して欲しかった。
しかし決まってしまった事なのでここからは昔を懐かしみたいです。
アルジーヌの生涯成績
同期の牝馬には3冠馬リバティアイランド、エリザベス女王盃を勝ったブレイディヴェーグ、ダートのオーサムリザルトがいる年代。
15戦7勝。生涯国内レースで掲示板を外したことはありませんでした。
キャトルフィーユの仔らしくデビューは3歳になった1月の中京のマイル戦。鞍上は中内田厩舎の期待馬の鉄板川田騎手でした。
2勝目は函館の1800遊楽部特別で屋根は西村淳也騎手でした。アルジーヌはこの西村騎手が一番 手が合っているように思います。一番楽しそうに走っているように思えるんですよね。なので5回騎乗し4回勝利を手にしています。なので西村騎手が怪我をして最後の頃は乗れなかったので、出来たらBCは勝つ気力の無い騎手ではなく西村騎手に乗って欲しかった。それだけが残念です。
3勝目は4歳になってからの2月。小倉の大宰府特別1800。鞍上は藤岡佑介騎手でした。
4勝目OPへの勝ち上がりを決めたのも小倉で博多S1800。鞍上は西村淳也騎手。強敵は牡馬のセブンマジシャンでしたがハンデ戦とはいえ1 3/4馬身差をつけ快勝。
初重賞挑戦は札幌のクイーンS(G3)。鞍上は藤岡佑介騎手。ウンブライル、ボンドガールについで3番人気に推されました。頭クビ差の3着。十分戦える事を証明してくれました。
夏を超え賞金を加算するため出走した京都のカシオペアS(L)を予定通り快勝。このときも西村淳也騎手騎乗。
初重賞獲得は中山のターコイズS(G3)のマイル戦。直線余裕を持って力強く伸びてくる姿を見て実力を確信しました。西村騎手最後の騎乗でした。
5歳になった今年の目標はヴィクトリアマイル。
その前哨戦は4月の阪神牝馬(G2)1600。西村騎手予定でしたがその週の落馬事故で幸騎手に乗り替わり。差し切ったかと思いましたがハナ差届かずの2着。しかし前哨戦なので本番への期待が大きく膨らむ一戦でした。
そして大一番のヴィクトリアマイルはゴール板前の特等席を押さえて現地応援出来ました。アスコリピチェーノ、クイーンズウォーク、シランケドと激しく競り合うゴール前は本当に迫力がありましたし一瞬先頭に立つシーンも見られて本当に良い思い出になりました。ただ川田騎手のクイーンズウォークに吹っ飛ばされていなければと今でも考えてしまいます。536キロに体当たりされたらきついよね。良く頑張ったよアルジーヌ![]()
![]()
そして国内最後のレースとなった2回目のクイーンS。見事な親子制覇。川田騎手に始まり川田騎手で終わりました。でもヴィクトリアマイルの恨みは忘れないよ![]()
本当に多くの勝利と感動、歓びを届けてくれたアルジーヌ ありがとう。
本当にお疲れさまでした![]()
![]()
良い仔を生んでね。今からイクイノックスとかの仔を想像しちゃう。
母馬優先制度が効いてくれるから今からとっても愉しみ。絶対に出資するからね![]()

















