3月5日ロードのサンクフィーユがデビュー予定です。

ロードが誇る牝系ですが、成長が遅く新馬戦には間に合いませんでした。

 

1.母父ディープインパクトについて

カナロア×ディープに期待を寄せて出資したのですがこの組み合わせ、期待したほどの爆発力を発揮していない感じがしたので調べてみました。

ドナウデルタはいますが意外と層が薄いという感じです。ディープですからもっと飛ぶような走りを母父として発揮するのでは思いましたが種馬としてのあの爆発的な遺伝力をカナロアでは余り感じません。各クラブの募集時にディープ×カナロアって割と小さい馬が多い印象でそういった事も影響してるのかなと思ったりもします。

そこで種牡馬別に10歳馬までのデータとってみました。

悪くないけど特に良くもない感じです。

今回関係ないですがモーリスとの好相性が目につきます。ただモーリスは4歳までの成績なんでクラスが上がってどうかの問題はありそうです。

勝ち数3番目の父キンカメは飛びぬけた馬はいませんが5000万以上稼いでいる馬がブラヴァス、ヒートオンビートなど8頭といるし2.3着も多いし層も厚い気がします。サンクフィーユの兄ロードプレジールも父キンカメ現3勝クラスで今連勝中です。直近のレースは末脚の鋭さが目につきます。

兄ロードプレジールの血統

 

2,父キングカメハメハについて

重賞馬の叔母エンジェルフェイスとレディアルバローザはキンカメ産駒

この牝系はストレートに父キンカメは全て良い結果を出すようです。3頭とも走りが力強くて、すべての血が上手く噛み合ってどの血も悪さをしていないすっきり感があります。

 

3.ではサンクフィーユは

父母のレディブラッサムの血が入っただけの違いですがこの組み合わせでどの血が生きていてるのか?この組み合わせがうまく機能しているのか?

残念ながらカナロアとのニックスは色々と調べましたが、それらには当てはまりませんでした。唯一ディープを経由しないSir Gaylordを持っていましたのでSecretariat近親クロスで柔らかさはあると思います。

あとは実際の走りを見ないとわかりようがないですが、出資馬唯一の中内田厩舎ですし私にとってはロードさんの最後の砦です。

5日が楽しみです。

 

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