2018 皐月賞穴馬2 | 馬券を極めて自由になりたい

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過去10年、前走で5着以下の馬の成績は、0-0-2-44。これは結構なハードル。

 

うち1年は東京で施行された年のダノンバラード(共同通信杯1番人気9着)。

この馬はそれ以前に重賞を勝っていた実力馬だし、そもそも東京開催ということで例年とは若干意味合いが異なる気もする(東京の方が力があれば巻き返せるイメージ)。

 

よって中山で行われた9年間で5着以下から巻き返したのはセイウンワンダーのみとなる(弥生賞2番人気8着)。

この馬はそれまでに新潟2歳S、朝日杯を含む3連勝を挙げた世代屈指の実力馬。弥生賞の一度の敗戦をものともせず巻き返した(それでも3着だけど)。

 

昨日の更新で穴として挙げたタイムフライヤーもこの高いハードルに抵触してはいるが、前走1番人気かつG1馬ということで、データを覆して巻き返す余地はあると判断したわけだが。

 


今日はもう一頭穴で期待している馬を。それはグレイル。

 

この馬は新馬時からまず勝ち負けすると高い評価を与えていた馬。クビ差であるが不良馬場という難しい条件の中しっかり結果を出した。2戦目に挑んだ京都2歳Sでは既にOP勝ちのあったタイムフライヤーを計ったように頭差押さえ込んで連勝。


京都2歳SなどOPに毛の生えた程度の重賞と認識はしつつも、新馬⇒重賞の離れ業(しかも中距離戦)は並の馬にできるものではない。ここで負かした馬の中にはタイムフライヤーだけでなく、アイトーン、ケイティクレバーなどその後OPレースを勝った馬が含まれており、相手関係もそこまで悪くはないでしょうよと。

前走の共同通信杯に関しては、枠・馬場のバイアス・展開・臨戦過程の全てが悪かった。それでも能力が違うので7着に負けるとは思っていなかったけど、この馬だって33.7の上がりは使っているわけだし、完全に度外視できると思う。

そして、僅かな確率ながらも本番での巻き返しに成功したダノンバラード、セイウンワンダーらと同様に、《既に実績のあった馬が前哨戦を人気で大敗》というパターンも踏襲している。

 

 

 

ただ、気掛かりなのは前走後十分間隔を空けたにも関わらず、4月に入るまで稽古は坂路オンリー。もともとデビュー前にこの馬の力を認めたのがCWでの抜群の動きだっただけにこれでは物足りない。調教師も立ち上げが遅れたなんて言っているからねぇ。トントンと勝ちはしたけど、まだ馬が未完成なのかもしれんね。

 

そんなわけで狙ってはいるけど、多少半信半疑な面があることも確か。とりあえず明日の追い切りを確認してって感じだね。タイムフライヤー同様に条件的には今回の方がいいし、あとは状態次第。

 

タイムフライヤーもそうだけど、狙っている馬の肝心の状態がイマイチっぽいのが残念だよ。どちらの調教師もトーン低いからね。これが煙幕だったらいいんだけど。

 

ただでさえ、0-0-2-44という高いハードルなんだからしっかり調整してくださいよ(笑)

 

 

 

 


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一方、調整過程に寸分の狂いなしといった感じの馬はこちら。思わず本命視したくなっちゃうくらいだね。ちょっとパンチ不足な印象の馬だけど、この稽古の動きならパンチが利くか?(笑)