ライオン丸のライバル達 タイガージョーJr.(その14)兜を脱げ!(その5) | 無敵動画堂高田のブログ

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無敵動画堂 というサークルで、アマチュアアニメを製作している者が、アニメや特撮について語ります。

 ↓風雲ライオン丸 第13話より

 

 第13話は、本来は「路線変更前」に脚本の大筋は出来上がっていたものに「路線変更後」の要素を加えて改変したエピソードと思われます。

 しかし、これが思わぬサービス編を誕生させることとなりました。

 

 第13話「たてがみかがやくライオン丸」です。

 

(つづき)

 

 伊賀城に迫るマントルの軍団を待ち伏せ、それに挑んだタイガージョー。

 しかし、敵には奪われた連発銃があるのだ。

 その銃口が彼に狙いを定めんとした時……飛んできた手裏剣が地虫忍者達を倒し、タイガージョーの危機を救う。

 間一髪、獅子丸が駆け付けたのだ!

 

 ↓風雲ライオン丸 第13話より

 

 ↓風雲ライオン丸 第13話より

 

  銃弾の嵐の中を駆け抜ける愛馬シェーン! そして……

 

獅子丸「ロケット、ライオン丸!

 
 ↓風雲ライオン丸 第13話より
 マントを脱ぎ捨て、走りながら変身ポーズ!
 

 てかね、背中に背負った刀をカットを割らずにシャッと一息に鞘から抜くのが素晴らしい。

 ロングショットではっきり映っているのだけれど、短い刀でごまかしたりしていません。

 結構な長さのちゃんとした刀を、ホント一息に抜くんですよ。

 走りながら

 凄いよなぁ。

 この「背中に背負った刀を抜刀」というのをごまかさず本当にできる役者さんって、そうそういないと思うんですよね。

 

 で、走りながらの変身ポーズというのもポイント。

 変身ポーズというものは、たとえ戦闘の真っ最中でも、敵陣の真っただ中でも、すっくと立ってビシッと決めるもの……という固定観念を覆すシーン……というのは、実は70年代前半から(他番組含め)いろいろ作られていたりするのですが(笑)

 

 快傑~の頃からそうなのですが、ライオン丸は「ちょっと変則的な変身シーン」が多いです

 おそらくは

「なんで変身ポーズをとっている最中に敵は攻撃してこないの?」という、ちょっと大人ぶってみたい子供がよく言うツッコミから逃げずに真正面から応えようとしたのが発端なのではないかと思います。

 変身ポーズをとる前に一旦戦闘の輪から離れたり、高所に逃れてから変身したり、ジャンプして空中でポーズをとったり、と様々なシーンが生み出されています。

 そして、そういった様々な工夫を凝らした変身シーンを撮っているうちに「すっくと立ってビシッと決める」とは違う変身シーンも、これはこれで魅力的だぞ、と気づいたのでしょう。

 

 沙織、小助の協力を得てようやく変身に成功する対キバギラー戦(快傑~第22話)

 死んだ筈のタイガージョーのマントが盾となって変身中の獅子丸を守る対ガンドドロ戦(快傑~54話)

といった名シーンがいくつも生まれました。

 そして今回のこの、戦場を駆け抜けながらの変身シーン

 カッコいいですね。

 

タイガージョー「来たなライオン丸

ライオン丸「先を越されたなタイガージョー

 

 ↓風雲ライオン丸 第13話より

 

 もうすっかり、固い絆で結ばれた仲間であり、競い合うライバルでもある……って感じです。

 うん、当時の視聴者は、こういう二人が見たかったんだと思いますよ?

 

 戦う二人の剣士!

 対するペルソナは、腹部の眼から光線を連射し対抗するが、ライオン丸とタイガージョーは

それをことごとく避けてしまう。

 しかし、このペルソナ光線はただの攻撃ではなかった。

 

 ↓風雲ライオン丸 第13話より


 

 ペルソナ光線は強力な「壁」へと変化。

 いつの間にか二人は「ペルソナ光線空間」に閉じ込められてしまったのだ。

 

 ↓風雲ライオン丸 第13話より

(つづく)

 

 ↓風雲ライオン丸

 

 

 

 

 おまけ

 昔作ったやつ。

 ブログの内容とは、全く関係がありません。

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