スーパー戦隊シリーズの次回作が正式に発表されました。
王様戦隊キングオージャー
え～と、普段このブログで、辛口評ばかり書いているので信用してもらえないないもしれませんが、私は基本、特撮ヒーロー物は大好きで、どんなに辛口評を言っていても、殆どの作品はその後もなんやかやで作品を愛し続けている自負があります。
仮面ライダービルドとか、クソメソに言っていますが、全然嫌いじゃないんですよ。
（ホントですよ）
その上で、あえて言わせてもらいますが……
王様戦隊キングオージャー
不安です。
ドンブラザーズのモモタロウ、ギーツの英寿……そして王様戦隊。
いくら何でも
俺様～正義
な強キャラをヒーローとする作品が続き過ぎていませんかね？
マジンガーＺの大ファンでもある私は、こういった俺様～正義なキャラが嫌いなわけではありません。
むしろ大好きです。
ウジウジ悩んでいるキャラクターよりも、カラッとして分かり易く、強い。
共感しやすいし、私達を引っ張って行ってくれるカリスマ性を感じさせ、素直に「英雄」としての憧れを抱くことが出来ます。
ただ、マジンガ―Zの兜甲児などは
何者にも縛られない
という意味での強キャラです。
俺は俺の道を行くという、権力に逆らう反逆児的イメージです。
ですが、こういう強キャラは一歩間違えると
俺は正しい～異を唱える者は愚かだ
という、権力者スタンスになってしまう可能性を秘めています。
キャラの言行は似ている様で、完全にこれは相反する立ち位置です。
前者の反逆児タイプは、たとえ王になっても、「他人を縛らない」というスタンスを基本、崩さない。
例えば、ダルタニアスの剣人みたいに。
が、どうも、今、世間に求められている強キャラって、
俺こそが正しい！
と、誇示するタイプのキャラのような気が……。
そっちの立ち位置：独善キャラだと、私的には好きになるのはハードルが高いです。
王様戦隊 という言葉から、若干の不安を覚えてしまうのでした。
と、言いつつ、独善キャラも、作品、キャラによってはそんなに嫌いではありませんが。
いや、王様戦隊キングオージャーに不安を覚えたというより、強キャラをヒーローとする作品が続いていることから、
世の中は、それ程に 依存できる強いカリスマ を欲しているのか？
弱い者でも、互いに助け合うことで素晴らしい未来を目指す、という価値観はもはや受け入れ難いものになってしまったのか？
と、今の世の中の風潮と自身の価値観のずれにこそ不安を覚えたってところでしょうか。
そんな事を考えてしまったりしたのです。
おまけ
昔作ったやつ。
ブログの内容とは、全く関係はありません。