↓風雲ライオン丸 第6話より
(つづき)
第6話「黒豹よ 三吉を助けろ!」です。
豹馬「待て獅子丸。 ここらで俺と勝負をしよう」
獅子丸「何?」
豹馬「二人ともケカビーごときに負けるとは思わん。
俺だって貴様が余計な邪魔をしなければ、あの時奴を倒していた筈。
俺がこうして付いてきたのも、実は貴様と一対一の勝負がしたかったからだ」
実際には、獅子丸は失明しかけたし、豹馬もかなり苦戦していた。
ケカビーはかなりの強敵なのだ。
不覚を取ってしまう可能性は、充分にある。
だからこそ、ここでどうしても豹馬は勝負をしたくなったのであろう。
豹馬「いくぞ獅子丸っ!」
斬りかかる豹馬に、獅子丸も刀を抜いて応じる。
獅子丸の目に宿る確かな闘志を見て取った豹馬は、にやりと笑う。
ついに、獅子丸 対 豹馬、対決の時が来た!
↓風雲ライオン丸 第6話より
が、そこに割って入る志乃!
豹馬「志乃! これは男と男の勝負だ。 お前の出る幕ではない!」
志乃「止めはしません。 でもやるなら三吉を救い出してからにして下さい。
豹馬さん、貴方は私に雇われているのよ」
志乃に諭され、豹馬は刀を引くのであった。
なんと! 豹馬は雇い主の言うことには従うのだった(笑)
そして志乃さん、メンタル強靭ですなぁ。
こういう時、おろおろするばかり、というのが「守られる系」のヒロインの標準的な態度だと思うのですが。 うむ、強い。
いよいよ、敵の本拠に迫る獅子丸、豹馬、志乃の3人。
それを阻まんとする怪人ケカビーと地虫忍者達。
豹馬はブラックジャガーに変身、率先してケカビーに対決を挑む。
前回は苦戦したが、一度戦った相手だ。
すでにその技を見切っているのか、ブラックジャガーは優勢に戦いを進め、ケカビーの武器:棘付きの棍棒を、弾き飛ばす。
ここ、なんと、名乗りポーズから、斬り結んで棍棒を空中に弾き飛ばすまで、
割らずに1カットなのです。 カッコいい演出です。
↓風雲ライオン丸 第6話より
ブラックジャガー! と名乗り、ポーズを決めて
ダッと駆け出し
斬り結ぶ。
地面に映るブラックジャガーの影を見て欲しい。
どの位の高さ、跳躍しているかが伝わるかな?
軽やかな身のこなし! カッコいいぞ、ブラックジャガー!
と、次の瞬間、弾き飛ばされた棍棒が空中で破裂!
獅子丸の視力を奪った、あの赤いカビをまき散らす。
↓風雲ライオン丸 第6話より
目をやられそうになるブラックジャガー
獅子丸「みんな、目を閉じるんだ!」
ケカビー「見たか! マントル忍法:カビ隠し!」
卑怯な奴である。
が、マントで目を守った獅子丸はライオン丸に変身!
ライオン丸「志乃さん、ジャガー、三吉を助けるんだ! 急げ!」
ケカビーの相手は、ブラックジャガーからライオン丸に交代だ。
この変身シーン。
獅子丸が脱ぎ捨てたマントが、丁度ブラックジャガーの頭に被るんですよ。
ブラックジャガーの目をカビから守った、という演出なのか、偶然なのか、実際の画面からは、ちょっと解り辛い。
個人的には、やはり獅子丸がわざとマントを被せて、ブラックジャガーを救った、という解釈の方が好み。
↓風雲ライオン丸 第6話より
グルン、とマントを振り回して
空高く放り上げる
と、獅子丸の背後、上から落ちてきたマントが……
丁度、ブラックジャガーの頭に覆い被さる。
狙ってやっているのだとしたら、カッコいいなぁ……
(つづく)
↓風雲ライオン丸
おまけ
昔作ったやつ。
ブログの内容とは、全く関係はありません。