父のかたき ライオン丸!(その2) | 無敵動画堂高田のブログ

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無敵動画堂 というサークルで、アマチュアアニメを製作している者が、アニメや特撮について語ります。

風雲ライオン丸 第14話 「父のかたき ライオン丸」

      ↓風雲ライオン丸

 

(前回の続き)

 

 襲ってきた地虫忍者達を切り倒した獅子丸。そこへ現れた錠之助は、恐るべき事実を獅子丸に伝える。

錠之助「お前の斬ったのは、地虫じゃないぜ」

獅子丸「何!?」

 改めて彼の斬った地虫忍者達の死体を見ると、それは普通の人間へと姿を変えていた。

錠之助「みんな村の連中さ」

 

一太郎「おとう!

 獅子丸が斬った村人の死体の一つにすがる少年。

 その姿は、獅子丸が良く知る少年、三吉と瓜二つであった。

 父の仇である獅子丸に、憎しみを込めた目を向ける少年:一太郎

 

一太郎「おとうの仇!

 刀を手に取ると、獅子丸に向かってくる一太郎。

 獅子丸は無抵抗のまま、一太郎に刺されるのであった。

 

 さすがに止めに入る錠之助。

錠之助「坊主、気が済んだろう。 それくらいで許してやれ。

 その男はな坊主、お前に殺されるつもりでいるらしいが、やめとけ。

 本当の仇は、別にいるんだ……!」

 

 傷つき、倒れた獅子丸を助けたのは、志乃と三吉であった。

 事情は錠之助から聞いたという。

 獅子丸を慰める二人であったが、今の獅子丸の心には届かない。

 さらに、三吉の姿を見るたびに、瓜二つである一太郎の事を思い出し、苦しむ獅子丸

 

 一方、錠之助は、一太郎に剣の稽古をつけていた

 厳しく鍛えることで、彼を立ち直らせようとしたのだ。

 

 なんと言うか、獅子丸が誤って村人を斬ってしまう、までは(相当にヘビーだが)、まぁ、他の作品でも似たような展開はなくも無いか、と思うのだが、一太郎と三吉が瓜二つで、三吉の顔を見るたびに一太郎の恨みと怒りのこもった目を思い出し苦しむってのは……。

 どこまで獅子丸を追い込めば気がすむのか!? って感じで、余りの重さに、眩暈がします……。

 

 マントル怪人キツネバは、獅子丸が傷ついている今を好機とばかりに、地虫忍者群を引き連れて襲ってきた。

 獅子丸の動きは全く精彩を欠き、追い詰められていく。

 このままでは、獅子丸は死ぬ……!

 苦戦する彼のことを、じっと見つめる目があった。

 錠之助と一太郎である。

錠之助「……獅子丸を助けたいか?

 お前が望むなら助けてやってもいいぞ。 どうする? 一太郎。

 獅子丸を殺すも生かすもお前次第だ……!

 獅子丸……父の仇……。

 真の敵は、キツネバ……。

 しかし、父を斬ったのは間違いなく獅子丸で……。

 苦戦する獅子丸をじっと見続ける、一太郎……。

 

(つづく)

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