ウルトラマントリガー
第3話「超古代の光と闇」 感想(ネタバレあり)です。
さて、第3話。
第1話が伏線を張ってのプロローグ。
第2話がキャラクター紹介編。
そしてこの第3話は、作品の基本路線確定編、といったところか。
もちろん、謎が解かれたわけではなく、第1話絵同様に今後の展開の為の伏線が大量に張られている状態なわけですが、その上で、「何が謎であり」「登場人物のそれぞれの立ち位置」「登場人物達はそれぞれ何をしていくのか」といったあたりの「作品構成要素の整理整頓」が行われ、この作品の方向が示された感じです。
エタニティコアってのが、物語のキーアイテムなわけね。
・ナースデッセイ号
なんか第2話で、やたら発進を盛り上げる演出をしてくるな~と思っていたのですが。
なんと、ティガのダイブハンガーやアートデッセイ号というより、コイツ、ガイアのエリアルベースなのですね。 存在的に。
↓エリアルベース
ウルトラマンガイアに登場した、XIGの空中浮遊基地。
レオのMACステーションといい、コイツといい、ウルトラシリーズにおいて
このテの浮遊基地は、最終回前に墜ちます(笑)。
……ってことは、ナースデッセイ号も?
・イグニス
無茶苦茶ゴーカイジャーの某キャラを思わせる役どころですな。
前作「Z」の、バロッサ星人編で、やたらゴーカイジャーネタが入っていたことといい、これ、監督が坂本監督ってだけじゃなくて、他にもゴーカイが好きな人がスタッフにいて、 この方向に作品を引っ張ってません?
まぁ。今後も活躍が期待でき、作品を大いに盛り上げてくれそうなキャラクターです。
・車のミニチュア、など
ミニチュアの作り込みがやたら細かい。 いいですね。
第1話の超絶アングルや爆破人形、第2話のビルぶち抜き、など、今作は話数ごとにテーマを決めて、特撮映像に力を入れているのかしら?
・ガゾート
↓ガゾート
前回ギマイラが出ているので、今作の再登場かい獣は、別にティガ怪獣からのセレクトに限るってわけじゃないんでしょうが。
スカイタイプの初の対戦相手に、コイツがセレクトされたってのは、妥当だと思います。
主人公:ケンゴ、ヒロイン:ユナ、準主役:アキト、主人公を支える人たち:シズマ会長と隊員達、
敵:闇の巨人、引っ掻き回し役:イグニス
なんか第3話終了時点で、いかにも「とりあえず、当面の役者は揃いました。ここからが本番です」といったムード満点。
次回から、キャラの掘り下げ編に入るのかな?
さて次回!