昨夜は妻が夕食の料理当番で、トマトベースのスープであった。
で、「まだ残ってるから、明日はそれ使ってね」
ということだったのだが。
どのくらい残って冷蔵庫に入っているかを、確認せずに、朝、出勤してしまったのだ。
冬の朝はギリギリまで布団に入っていたいもんね。
冷蔵庫を開けてスープの残りを確認する数秒すらおしい。
で、勝手に、そんなに残っているわけではないだろう、と予想。
ワインビネガーとか加えて味わいの違う煮物にするか、シチューにアレンジするか……と考えつつ、最終的には、トマトべースのスープというのはそのままに、具材の変化で昨夜とは違うものにしよう、と構想。
お椀1杯分くらいは(スープの類を)増量するとして、肉類はまだ冷凍庫にあったから、それ以外の具を多少増量しよう、と、帰りにスーパーで、エリンギとブロッコリーを購入。
帰宅して冷蔵庫を開けてみたら……
え? これ、単に温め直すだけで、
今日の夕食、足りてしまうんじゃ? という分量が残っていた。
ぎゃあ。
これ、買ってきた具材を入れたりしたら、とても今夜じゃ食べきれないよ。
当たり前のことだけれど料理というのは、温め直すだけというのは酷くつまらない。
どんなものを作るか考え、具を購入し、作って、で、自分や一緒に食べる人がおいしいと思うかどうか、という……何と言うか、娯楽なのである。
皆楽しんでいるからこそ、それぞれの家庭で独自進化を遂げることとなり、「家庭の味」なんてのが生まれることになるのだ。
世界中で。
温め直すだけなんてのは、面白くないので、そういう事は私はしない、というのはかみさんも熟知しているであろう。
多分、残り量から考えるに、かみさんは、(私なら)さほど具は増やさず、デミグラスソースなんかを加えてシチューにアレンジするであろうことを想定したのであろう。
肉類も冷凍庫にあったしね!
うむ、エリンギとブロッコリーを買っちゃったよ!
エリンギを入れた温野菜サラダでも作るかな? まだ冷蔵庫にキャベツとかがあるし。
で、そっちは残しても、明日にも流用できるようにしておくか……。
やっぱり、冷蔵庫の中くらいは確認してから出勤しないとダメですね。