な、何も走らなくても…… | 無敵動画堂高田のブログ

無敵動画堂高田のブログ

無敵動画堂 というサークルで、アマチュアアニメを製作している者が、アニメや特撮について語ります。

 私は出勤時間が、まあ一般的なサラリーマンよりは少し早いので、いわゆるラッシュにはぶち当たらない。

 それでも、通勤電車で乗車駅から(最初から)座れる、というのは、まぁ、まず、無い。

 途中で降りそうな乗客の前にポジションを取って、その客が席を立った瞬間に、座るのである。

 このポジション取り、皆、顔に出さないようにしているようで、結構本気でやっている節がある(笑)。

 

 が、このところのテレワーク推奨により、徐々に状況が変化。

 乗車駅、もしくはいくつかの駅を経て立っていれば、座れるようになってきた。

 

 今朝の事。

 電車がホームに入ってきて、徐々に速度を落としてきて……。

 この時点で、皆、ガッチリ観察しているのである、空いている席はどこか、と。

 で、空席3つ、同じ車両に乗り込もうとしているのは5人くらい、といったところだった。

 何しろ、同じ駅、同じ時間、同じ車両に毎朝乗ろうとするのは、ほぼ同じメンバーなのだ。

 お互い観察しているわけではないから、顔をはっきり覚えているわけでもないが、それでもおぼろげに今日のパターンは、「いつものメンバーだけ」なのか「そうでない人も今日はいる」のか、分かる。

 今日はその、「そうでない人も今日はいる」のパターンだった。

 

 自動ドアが開くや否や、そのいつものメンバーではない方、

 ダダダッ! ドスンッ!!

 空席めがけ、全力疾走で着座。

 ……おいおい、いくらなんでも、電車の中で、走るか? 普通……。

 周囲の人、皆、目を白黒させていたぞ?

 あ、ちなみに私は、無事着座に成功。

 ……走ったりしてませんよ。

 

 う~ん、この方、見た目は日本人だけど、もしかしたら海外の方で、日本での乗車マナーとかが、身についていない方なのかな? まぁ、それなら仕方がない……。

 とか思っていたら、電車が走り出した後、立っている乗客がつり革をちゃんと握っていないことに対し、いきなり、

「ちょっと君、つり革はきちんと握りなさい!」

と、注意をし始める始末。

 ……間違いなく、日本人である上に、マナーなどにうるさいお方のようで(笑)。

 何言ってんだ? こいつ。自分のことを棚に上げて……と思っていたら、なんと、たった一駅分の区間乗っただけで、次の駅で降りて行った……。

 

 世の中には、変わった人って、いるもんだなぁ。