ここ数年毎年書いているのですが……
なんか、このところ、ウルトラマン、マジでハズレ無し じゃね?
個人的に、ゴジラ、ウルトラ、ライダー、戦隊、という特撮物4ブランドの中で、ここ何年か、最も安心して観ていられるシリーズが、ウルトラ、である。
ただ、私が知っている「本気のウルトラマン」ではない、という思いもまたぬぐえないのも事実。
なんやねん? その「本気のウルトラマン」って? というと、もちろん、初期から長きにわたって基本となっていた。
・基本的にほぼ毎週新怪獣が登場し
・防衛チームによるメカニック特撮の魅力満載で
・回によって、街で、山で、海で、宇宙で、と舞台を変えて大スケールの特撮アクションを見せてくれて
・ドラマがしっかりしている
というスタイルである。
ウルトラマンメビウスを最後に、このスタイルは姿を消してしまった……。
いつの日か、このスタイルでの新作が観れる日が再び来ることを、願ってやまない。
……現状に不満なの? って? うんにゃ、そんなことはない。
現状は、とにかく今のスタイルでいいから、毎年続いてほしい、が一番の思いです。
で、それ故自分の中で評点が少々甘くなっていることを自覚しつつも、毎年「特に甘い評点をする必要はなかったな」という結論に落ち着くのが今のウルトラです。
と言うかね、ハッキリ言って、あまりに自分の好みと違うと、「なんか、別に、このシリーズ、継続してもらわなくてもいいや」という気持ちに、自分がなる、というのが分かりまして。
以前は分かっていなかった。
シリーズの新作を観て、それが肌に合わなかった場合でも、ヒットすれば喜び、外していたら残念に思い、とにかく「シリーズの継続」を望んでいた。
でもあるシリーズのこのところの作品を観て「あ、この路線でシリーズが続くんなら、もういいや。興味の対象外になっちゃった」という気持ちになっている自分がいるのが分かって。
それを自覚した今の自分にも「毎年続いてほしい」と思わせているのが、今のウルトラです。
そんなわけで、安心枠、として期待していたウルトラマンタイガなわけですが
不安は、そりゃありましたよ。
というのも、昨年、シリーズ構成・脚本に武上純希さんが入っていたでしょう?
それが今年は入っていないらしい、というのは、もの凄く不安要素になったのですよ。
私の中では武上純希さんがメインライターに入っているというのは
もの凄く面白いかどうかは保証されないが
つまらない事はないという保証は絶対にされた
的な信頼をおいている方で。
……褒めてんのか?それ、と思われるかもしれないが、めちゃくちゃ褒めてます。
私は好きな脚本家を訪ねられたら、筆頭に挙げるのは上原正三さんですが、残念ながらいかに上原正三さんの脚本でも、「これは、つまらない」と言わざるを得ない作品はありますもん。
が、武上純希さんがメインライターを手掛けた作品って、最終的に、私にはどれも好印象なんです。
が、今年はシリーズ構成から外れてしまった……。
不安要素でした。
また、スタッフが発表されたとき、非常に期待した部分もありました。
監督が市野龍一さん!
ウルトラマンガイアで第35話「怪獣の身代金 」をとった監督さん、と書けば、「ああ、あの回の監督!」と手を打つ人も多いのではないでしょうか?
↓ウルトラマンガイア
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私の中で、この監督の名前がはっきりと記憶に刻まれたのは
超星艦隊セイザーX 第9話「史上最悪の3日間 」だ。
↓超星艦隊セイザーX。 これ、マジで傑作なんですって!(TV版は。 劇場版は、実はTV版と少々ノリが違って(脚本と監督がTV版とは異なるので、劇場版でTV版を「こんな感じの作品なのかな?」とイメージしないように)ちょっと違う)
超星艦隊セイザーX 【全10巻セット】【中古】全巻中古DVD 9,500円 楽天 |
なんか、長くなってしまったので、続けます。
というか、タイガ第1話の感想らしいこと、何も書いていませんね(笑)