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先日ブログに載せたブライガーの顔、折角描いたので、清書して色を着けました。
ブログの見た目を派手にするため、貼っておきます。
(続き)
……ミスって、昨日の記事の本文、消しちまったい(笑)
歓楽街であり無法地帯で知られるアステロイドのウエストJ区。
そこを飛び回る見た事の無いタイプの宇宙船を追った警察のマカローネ署長とその助手・グラターノであったが、宇宙船は、彼等の追跡をかわし、どこかへ消えてしまう。
マカローネ「ああいう奴等がウエストJ区に紛れ込んで面倒を起こす!
しかも正体がつかめん……!?
本官は早く退職して年金で暮らしたいわ……」
ぼやくマカローネ。
彼等がとり逃した謎の宇宙船こそ、J9のブライスターであった。
簡単に警察を撒いてしまう、さすがの腕前。
ボウィ―「この辺が俺の存在価値なのよね」
さて、ブライスターを見失い、不機嫌なマカローネ署長のところへ、さらに悪い知らせが。
暴走族・エロス連合が暴れまくっているというのだ。
エロス連合。
暴走族とはいえ、実質、火星のバイキング・コネクションの予備隊であり、かなり凶悪かつ、強力な集団である。
エロス連合と、対立するグループとの抗争を止めに入った宇宙警察だが、
彼等には、この無法者2グループを鎮める力はなく、犠牲者を出してしまうのだった。
帰還したキッドたちは上機嫌である。
前回の仕事の報酬は、一人あたり70万ボール。
3000m級の小隕石が買えるほどの大金だ。
上機嫌にもなるわけである。
正義の為に戦うヒーローではなく、J9メンバーは金が基本的な戦う動機であることを強調する冒頭シーン。
ちなみにキッドは 小惑星(土地)を買ったり、貯金したりするわけではなく、高価な銃を買う為に全部使ってしまうようです。
また、『小惑星が買える!』と言っていたボウィーも、(後の話を見るに)実は土地なんか買わず、全部車につぎ込んでしまうようですが。
『金』を強調するためか、J9メンバーだけでなく、
マカローネ署長は「早く退職して年金で暮らしたい」とぼやいたり、助手のグラターノがマカローネに差し出した薬が「日本製で高かった」とか、やたらとお金に関する会話が飛び交う。
暴走族の抗争に巻き込まれて殉職した宇宙ポリス=ジョー・マイスの妹、ジョディ。
悲しみに暮れる彼女の前に、一人の男が近づいてくる。
ポンチョ「お兄さんの恨みを代わって晴らしてあげようと思いましてね?
ただしね、200万ボールほどかかりやすが」
法外な値段である。
しかしジョディは、J9に、エロス連合の壊滅を依頼するのであった。
ここまでがAパート。
・J9が金で動く集団であること。
・J9と警察(マカローネ署長)の関係
・バイキングコネクションという悪の組織が台頭している事
(と同時に、いわゆる従来のヒーローロボット物の悪の組織の様な侵略軍系ではなく、
ヤクザ組織の様なものであることも視聴者が感じ取れる描写になっている)
・J9の(ポンチョの)依頼のとり方
といった番組の基本事項が、説明されていく。
そう、キッドの過去、というエピソードをやりますよ、と、予告でぶち上げておきながら、実はそのドラマを掘り下げることをしないAパートなのです。
この第2話で重要なのは、
キッドの過去編のドラマを深く掘り下げる事では無く、
この番組は、キャラの過去編とかを中心に魅せていくような作品なんですよ
という、番組の基本要素としての紹介なのです。
だから、Aパートではまともに触れることすらしない。
第2話でいきなりキャラの過去編なんていう変化球のようでいて、
その実、
番組の基本要素を一つずつ解り易く提示・紹介していくという
真っ当な第2話、なのです。
(続く)